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「え、っと……春風A、です…？」
目の前にいるのは人。特徴ありすぎる。
よく先生これでもいいとか言えちゃったな
さて、こんなことになったのも昨日の言葉が原因である。
早速と、翌日の今日の放課後に鬱くんに連れられて生徒会室に来た。人しかいない…
「初めまして、Aさんのことは知っている」
「あ、っと初めまして、ありがとうございます。会長さんのことは私も知ってます」
会長のグルッペンさん、逆らえない威圧感のようなのが漂っている。
「初めまして〜オスマンっていうめう〜副会長めう〜」
「え、めう…？あ、初めまして」
オスマンさん可愛くない？
トルコ帽にふわふわの茶髪にニコニコした糸目と口元って多分この子天使。
「あ、次か。初めまして、書記のトントンです」
「初めまして、鬱くんからちょくちょく聞きました」
真っ黒な髪で七三分け。眼鏡をかけていて真面目そう。このメンバーだと苦労人だな。
聞いた、というのは生徒会メンバーの話になった時にメンバー内で最も有能、というのを聞いたんです。
「……あ、次俺？オケオケ、チッス！
初めまして、ゾムです」
「初めまして、ゾムさんのことも聞きました…」
悪い意味の方ですよ。ゾムさんは制服にクリーパーのパーカーとこのメンバーで最も着崩していると思う人。
「コネシマって言うんやけど知ってる？」
「同じクラス…ですね、名前だけなら」
声が大きい、賑やかな人……コネシマさんは金髪に半袖半ズボン。同じクラスだ。気付かなかった。
「ロボロです！初めまして〜」
「初めまして〜」
声に出すのはなんだがロボロさんは背が低い。
それでいてほんわかしているから癒し系。
「…ひとらんらん、よろしくね」
「へ？！…あ、はい、よろしくお願いします…」
白い帽子に赤の✕がついたマスクをつけたひとらんらんさん。不器用な感じか…？分からん
「あ、シャオちゃん」
「やっと気付いた〜気づくの遅い…！」
「生徒会入ってたんだ」
「あれ？知らなかった？」
「うん」
えぇ…と分かりやすく落胆するシャオちゃん。軽く頭を撫でればへにゃぁって笑うから前世犬だよ……たぶん。
て、いうかこれ見て思ったんだけどみんな凄いこう……なんというか……こ、個性的だね！！
そういえば、コネシマって名前どっかで聞いたことが……
「あ。コネシマさんってもしかして＿＿」
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作者名：凪沙 | 作成日時：2018年7月24日 13時
