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「声を聞かせてほしい」
「それ、どういうこと？」
またその言葉。
声なら今も尚聞かせているはずなのに。
「さかたの声が聞きたい……」
「なんで、いま僕うらさんと話してる。うらさんに声届いてるよ」
そう告げても腕の中で首を微かに横に振るだけ。
「ちがう、そうじゃない……」
「じゃあ、どうなの？ 教えて、うらさん」
「……正論じゃない、本音が聞きたい。俺がないてさかたはどう思うのかが聞きたいの」
「ちょ、それってどういう……」
「分かってよ……！」
どういう意味なの、そう問いかけようとすれば背中に手を回して悲しげに呟く。
「さかたは俺がないてなんでかって聞いたよね。そうじゃないの、俺は坂田の本当の声が聞こたいの」
言うなり肩に顔を埋めるうらさん。
やっと言葉の意味がわかった。
そっと彼の頭を撫でて頬を優しく掴み僕と視線を合わせる。
「ごめんね、うらさん。そうだね、僕の本音は……なんでって聞いて答えなくてもうらさんの考えてることが分かりたい。僕が最初に気づいて僕がうらさんの話を聞きたい」
そう口にすればうらさんは涙の溜まったままの翡翠色の瞳をぱちぱちと数回瞬きして、力が抜けたようで僕の膝から落ちそうになった。
慌てて支え、落ちないように少々力を込める。
「坂田の声を聴かせて」
「っふふ、いいよ。……うらさん、好きやで」
「……ｯひぁ」
膝の上にいる彼の腰に手を回し引き寄せて、耳元でそう囁けば、こーいうことにあまり慣れてない彼は身体をよじらせ逃げようとする。
その姿は可愛らしく加虐心をくすぐる何かがあった。
「うらさん、好き、大好き」
「っん……ちょ、まっ、やだあっ」
「んふ、かーわい」
彼の頭を撫でてそっと唇にキスを落とした。
skur 〔最愛のあなたにチョコを〕→←skur 〔声をきかせて〕
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実 - Evepkがみたいです。無理言ってごめんなさい。 (2021年8月1日 2時) (
レス) id: deb8d1474d (このIDを非表示/違反報告)
ももち - リクです、、、zmpkが見たいです、、無理だったらすみません！ (2020年4月16日 8時) (レス) id: 8152db49b0 (このIDを非表示/違反報告)
しゃい - はい！リクエストです！！鬱先生（兄）がお風呂上がりの時ちょうどグルッペン（弟）が来てグルッペンが鬱先生にDキスをする (2019年2月27日 22時) (レス) id: 7bcfa840f4 (このIDを非表示/違反報告)
咲姫(プロフ) - パイナップルさん» リクエストありがとうございます！了解しました〜！ (2019年1月31日 15時) (レス) id: b3cf2c91ae (このIDを非表示/違反報告)
パイナップル - リクエストでzmpi(ゾムぴく)って書けますか？… (2019年1月31日 14時) (レス) id: 0ded293b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凪沙 x他1人 | 作成日時：2018年12月2日 18時
