skur 〔嫉妬大作戦〕 ページ34
一部、smskになります
「まーしぃ、センラ！ お願い！」
困惑した二人に思い切り頭を下げる。
「ちょ、さかたん……とりあえず、顔上げて？」
いくら誰もいないからといっても、頭を下げさせるのはいやなのか、そっと告げる。
ばっと顔を上げて二人を見る。
「嫉妬って……そもそも、なんで？」
「え？」
「センラさんが言いたいのはなんでそう思ったんかってこと」
「あぁ。最近、うらさん忙しいのかあんまり構ってくれなくてさぁ……こっちは構いたいから……でも、仕事邪魔するのはいやで、休みの今日、嫉妬させてイチャイチャしたいなぁって？」
「へぇ……」
なにやら意味ありげに呟くまーしぃ。
センラは……なんやこいつ。表情が読めない。
まーしぃはなにか思いついたようでセンラにひそひそと耳打ちをする。
なんとか聞こえないかと耳を澄ますが無理でした。
「ええよ？」
「ほんまにっ！？」
センラの言葉を聞いて勢いよく尋ねる。
「うん、平気かな？ で、具体的にはなにするん？」
「具体的に？ んー、恋人みたいなこと？」
「掴めや……まぁええわ。そろそろうらたん来るし……まーしぃ、バラさんといてよ？」
「大丈夫やからー」
と、不安な会話をしていたらうらさんがきた。
lineで来たよって送られたからね。
立ち上がり、迎えに行く。
「うらさんっ！」
「うぉわぁ……さかたじゃん。元気にしてた？」
「ん！ めっちゃ元気！」
満面の笑みで頷く俺をうらさんは穏やかな目で見つめてくる。
「しませんの二人、待たせてるし行こ？」
ね？と袖を掴んで告げるうらさん。可愛い。
「二人とも、久しぶりー」
「うらたん、久しぶりやね。元気やった？」
裏千家が会話をする中、まーしぃが手招きをする。
疑問に思いながら近づいたら、まーしぃの座る隣を指差す。
「ん？ なぁに？」
「アホか。ほら、座って」
その言葉でやっとまーしぃのした意味がわかった。
作戦スタートしてたんですね……
「……てか、この動画見て」
「これ？ 音楽やけど……」
「イヤホン、つけて」
携帯を取り出し、操作し見せてきたのは一つの動画。
なんだろうと思いながら差し出されたイヤホンを耳につける。
片耳しか渡されなかったけど……
「まーしぃ……これ、なに？」
そっと尋ねるとしーっと口に人差し指を当てる。
そして、裏千家の方を手で指して見て、というようにした。
疑問に思いながらも見ればセンラと話しながらもこちらを見ているうらさんがいた。
続→←After the Rain 〔雨は止みました〕AtR結成3周年記念
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実 - Evepkがみたいです。無理言ってごめんなさい。 (2021年8月1日 2時) (
レス) id: deb8d1474d (このIDを非表示/違反報告)
ももち - リクです、、、zmpkが見たいです、、無理だったらすみません！ (2020年4月16日 8時) (レス) id: 8152db49b0 (このIDを非表示/違反報告)
しゃい - はい！リクエストです！！鬱先生（兄）がお風呂上がりの時ちょうどグルッペン（弟）が来てグルッペンが鬱先生にDキスをする (2019年2月27日 22時) (レス) id: 7bcfa840f4 (このIDを非表示/違反報告)
咲姫(プロフ) - パイナップルさん» リクエストありがとうございます！了解しました〜！ (2019年1月31日 15時) (レス) id: b3cf2c91ae (このIDを非表示/違反報告)
パイナップル - リクエストでzmpi(ゾムぴく)って書けますか？… (2019年1月31日 14時) (レス) id: 0ded293b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凪沙 x他1人 | 作成日時：2018年12月2日 18時
