クリスマス編、mfsr ページ18
ピンポーン、騒がしかった部屋にインターホンの音が響いた。
バッと僕は顔を上げ、玄関へ向かう。
扉を開ければ寒さにフルフルと震えているそらるさんがいた。
「そらるさん！」
「ん、こんばんは。思った以上に早く終わったから……」
「そうなんですか？！……ぁ、入りましょう！」
「そうだね、お邪魔します」
そう呟いて扉を閉め、靴を脱いで、僕のあとをついてくるそらるさん。
何だこの、可愛い生物は……！
「外寒かったですか？」
「だいぶ……手袋とかつけてても寒かったもん」
すごい寒かったんだなぁ、と思いながら扉を開ける。
「あ、そらるさんだ〜」
そこには暇そうに携帯をいじるluzくんがいた。
「あれ、他のみんなは？」
「目を離したらどっかいってた」
ホラーみたいな言い方しないで。
「あ、でも。みんな、部屋借りるよって言ってたで？」
あっ……だいたい察してしまった。腰、痛めないでね。
「てか、るすくんは？1人じゃん」
「え？ 別になんとも思わんよ。みんな仲いいんだなぁって。俺も付き合ってる人おるし」
くすりと微笑んだ。
君の恋人の話は聞いたことないよ？
「……ごめん、予定あるの忘れてた！ まふごちそうさま！！」
ばたばたとコートを羽織って帰っていったるすくん。これ、そらるさんからしたら完全に嵐じゃん。
「まふまふ？ なにかちょーだい」
喉かわいたから、そう付け足すそらるさん。
「わかりました〜」
返事してキッチンでココアを作る。
「お待たせしました」
お湯を入れて作ったココアからはもくもくと湯気が出ていて自分で作ったがとても美味しそうだ。インスタントだけど。
「ありがと〜」
いただきます、手を合わせてココアを一口飲む。
「……まふまふ？」
慌てて意識を戻す。じっとそらるさんのことを見てたみたいだ。
「わっ、ごめんなさい！ なんですか？」
「いや、俺の事ずっと見てるから……」
そらるさんの頬は紅く染まっている。
「人にじっと見つめられるの、恥ずかしいからあんまやめて……」
しんだ。そらるさん可愛くない？
「ぇ、まふまふ？」
なにしてるの、首を傾げて僕の顔を覗き込んでくるそらるさん。
いつもは、天使だのなんだの言ってますけれどあなたの方が天使ですし。
「そらるさん、今日くらいだめですか？」
腕を掴んでそのまま、キスをする。
「今日は……いいよ」
恥ずかしそうに俯いたまま微笑んだそらるさん。
今日くらい、天使じゃなくて悪魔になってもいいですよね？
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実 - Evepkがみたいです。無理言ってごめんなさい。 (2021年8月1日 2時) (
レス) id: deb8d1474d (このIDを非表示/違反報告)
ももち - リクです、、、zmpkが見たいです、、無理だったらすみません！ (2020年4月16日 8時) (レス) id: 8152db49b0 (このIDを非表示/違反報告)
しゃい - はい！リクエストです！！鬱先生（兄）がお風呂上がりの時ちょうどグルッペン（弟）が来てグルッペンが鬱先生にDキスをする (2019年2月27日 22時) (レス) id: 7bcfa840f4 (このIDを非表示/違反報告)
咲姫(プロフ) - パイナップルさん» リクエストありがとうございます！了解しました〜！ (2019年1月31日 15時) (レス) id: b3cf2c91ae (このIDを非表示/違反報告)
パイナップル - リクエストでzmpi(ゾムぴく)って書けますか？… (2019年1月31日 14時) (レス) id: 0ded293b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凪沙 x他1人 | 作成日時：2018年12月2日 18時
