【ワンピース】短編集 (ページ9)

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サンジとゾロは恋のライバルページ9

晴天、穏やかな波、今日は平和そのもの
この船の甲板を除いては…

ｻﾝｼﾞ「おい！マリモ！Aちゃんに近付くんじゃねーよ！」

ｿﾞﾛ「あぁ？！別にいいだろうが！いつからお前のもんになったんだよ！」

『ま、まぁまぁ、2人とも喧嘩しないで…』

ｿﾞﾛとｻﾝｼﾞ「A(ちゃん)は黙ってろ(て)！」

『うっ……』

ﾅﾐ「はぁ〜？何Aに当たってんのよ！」

ﾛﾋﾞﾝ「あら可哀想に、こっちにいらっしゃいA」

相変わらずライバル同士の2人は
今日もAの隣の席を巡って争い出してしまいました

静かに朝食も食べられないとクルー達からの嫌味も
2人の耳には入っていないらしく
バトルが繰り広げられています

ｻﾝｼﾞ「俺はレディ達に朝食のご用意をしなくちゃならねぇんだ！お前なんかに構ってる暇はねぇんだよ！」

ｿﾞﾛ「黙って準備すればいいだろうが！Aの隣座ったくらいで騒ぎやがって」

ｻﾝｼﾞ「座ったくらいでだとぉ？Aちゃんの隣はやめろ！端っこ行けクソマリモ！」

ｿﾞﾛ「なんでだよっ！！どこ座ってもオレの勝手だろうが！！」

『なんで私こんなに嫌われてるのぉ……』

ﾅﾐ「えっ嫌われてはないと思うけど？」

ﾛﾋﾞﾝ「えぇ、むしろ逆ね」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「俺はA好きだぞっ！」

『チョッパーちゃ〜ん私も大好きよ！ありがとう！』

ﾁｮｯﾊﾟｰ「へへっへへっえへへっ///」

ドタドタドタドタ

ｻﾝｼﾞ「チョッパー！なにAちゃんに色気付いてんだ！！」

ｿﾞﾛ「全くだ！！チョッパー！お前はルフィ達のとこ行っとけ！」

『ふ、2人ともぉ…そろそろ朝食にしよう？ねっねっ？』

ｻﾝｼﾞ「あっそうだ用意がまだだった！待っててAちゃん！」

サンジはそう言うと厨房へ

ｿﾞﾛ「ったくあのクソ眉毛…朝からうるさくしやがって…」

ﾅﾐ「また喧嘩して朝食遅くなっちゃったら困るから、ゾロ！あんたこっち座りなさい！Aの前！ここなら良いでしょ！」

ﾛﾋﾞﾝ「Aの両隣は私たちが座っててあげるわ」

ｿﾞﾛ「おう、そうしてくれ」

ｻﾝｼﾞ「レディ達〜お待たせ致しました！ホットケーキプレートで〜す！」

『きゃ〜ホットケーキだ！大好きっ！』

ｻﾝｼﾞ「Aちゃんの好きなフルーツも沢山のせてあるぜ？シロップをかけて召し上がれ」

『いっただっきまーす！！』

Aの事になると争わない訳にはいかない様で
もうこれは恋のライバルですね…