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ナミの宝物 ページ5
※百合です
「A…」
『ナミ…どうしたの？』
「Aは私のこと、好き？」
『もちろん、大好きだよ』
「私も好き、Aのこと…」
女の子同士だからとかそんなの関係ない
Aが好き
友達としてとか、姉妹みたいだとか
そんなのじゃなくて
今までの人生で感じたことがない
なんかこの感情はAが初めてで
「A…キスしていい？」
『私も…したい』
こんな綺麗なものに私なんかが触れていいのかな…
そんなこと考えながら
いつもこの感情を抑えきれずにいる
私の愛にどっぷり浸かって
小鳥のようについばむような可愛いキス
男ばかりのこの船で
秘密の花園があったっていいじゃない
「A…好き、好き…」
『私もだよ…ナミ…』
こんなとろけるようなキスをするA
誰にも見せたくない
私だけのA…
誰にもあげない、私だけの宝物…
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作者名：まる | 作成日時：2023年6月13日 12時
