【ワンピース】短編集 (ページ12)

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モモの助の許嫁ページ12

ﾓﾓ(A…今日も可愛いな…)

『？ﾓﾓくんっどうしてそんなに私の事見つめてるの？』

ﾓﾓ「えっあっその、なんでもないでござる！//」

『そーお？なら良いんだけど…ﾙﾌｨさん達が出港してしばらく経つね、寂しい？』

ﾓﾓ「寂しくなんてないでござる…Aもみんなもいてくれる、それだけで幸せでござる」

『流石将軍様っそれなら良かった！でも中身はまだ子供なんだからたまには甘えてもいいんだよ？』

Aはモモの助を優しくハグするとよしよしと頭を撫でる

ﾓﾓ「っ//Aっ//も、もう大人だ！皆のためにもしっかりせねばならぬのだ」

そう言いつつも手を振り払うこともせず、大人しく胸に顔を埋める

『偉い偉いっでも私の前くらい良いじゃない、未来のお嫁さんなんだから』

ﾓﾓ「そ、それはそうなのだが…//Aの前だからこそかっこよく見られたい気持ちも分かってくれ…//」

大きな戦いを終えたワノ国は新しい将軍に胸を踊らせると同時に次のご世継ぎにも敏感だ
そのため大名の娘でありながら自信も戦いに身を投じていたAは将軍モモの助の許嫁となっている

『ﾓﾓくんはかっこいいよ！あの戦いでﾓﾓくんに一目惚れしたのは私なんだし//』

ﾓﾓ「それは拙者の方で…//初めて見たときから、今もずっとAはキラキラと輝いて見えるでござる…//」

頬を赤く染めながら笑い合う2人

そして、そんな2人をこっそり見ていた家臣たち…
尊さに悶える者、感動で涙する者、ドキドキで真っ赤になる者も…

と、その時！
ドドドドッドーン

ﾓﾓ「なっ///お前たち！！！！！///」

錦「モッモモの助様っA様っ！！！///」

後ろからの勢いが余って襖ごと家臣たちが部屋に倒れ込んでしまい…

ﾓﾓ「盗み聞きとは無礼者！///錦えもん！お前たちも！///」

錦「申し訳ございませんっっモモの助様がA様と良い雰囲気でしたので…つい…//」

『み、皆様…//恥ずかしいでございます…///』

菊「恥ずかしがっておられるA様…尊過ぎる…///」

ﾈｺ「モモの助様も随分大人になられたもんぜよー!!」

ｲﾇ「はっはっはっ！仲睦まじく安心でございますな！」

今日もワノ国は笑顔で溢れ、賑わいを見せます
この数年後ご世継ぎの誕生に歓喜するのはまた別のお話で…♡