【ワンピース】短編集 (ページ11)

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チョッパーが大人になったらページ11

ある無人島へ上陸した麦わら海賊団御一行
食材調達や船の修理にと立ち寄りました

ﾁｮｯﾊﾟｰ「A！よかったら一緒に薬草探しに行かないか？」

『行きたい！是非お手伝いさせてっ』

ﾁｮｯﾊﾟｰ「ありがとう助かるよ！じゃあみんな、俺たち薬草探し行ってくるよー！」

船から少し歩いた所に綺麗な湖を発見したチョッパーとA、ここで薬草を探すことにしました

『これはどう？薬草かな？』

ﾁｮｯﾊﾟｰ「どれどれ……あっそれも貴重な薬草だ！凄いぞっA！」

『へへーんっ！私ね、最近医学のお勉強してみたいなって思ってるんだ〜！ちょっとでもﾁｮｯﾊﾟｰの力になれたらって思って！』

ﾁｮｯﾊﾟｰ「ほんとか?!その気持ちが嬉しいよ！」

『だからﾁｮｯﾊﾟｰは私の先生になって欲しい！頑張ってお手伝いできるように頑張るから！』

ﾁｮｯﾊﾟｰ「Aは覚えも手際もいいし頼りにしてるぞっ！」

『えへへっありがとうﾁｮｯﾊﾟｰ！じゃあこの調子でいっぱい摘んじゃうぞ〜』

褒められて上機嫌で薬草摘みをするA
その傍らでチョッパーは想像が止まらなくて…

ﾁｮｯﾊﾟｰ(Aがおれの手伝い…って事は今よりもずっとAと一緒にいられるって事なのか…？///)

ドキドキする心臓に手を当ててチラッとAを見る

『ん、ﾁｮｯﾊﾟｰ？どうしたの？』

ﾁｮｯﾊﾟｰ「えっあっな、なんでもない!!///」

『なんか顔が赤いよ！もしかして熱があるの？私に見せて？』

ﾁｮｯﾊﾟｰ「そ、そうじゃなくて//あ…///」

コツン…とAはゆっくり自分のおでことチョッパーのおでこを合わせてみる。

『んー、少し熱い、かな？念の為船に戻ろっか？』

ﾁｮｯﾊﾟｰ「ほんと全然大丈夫だから！///」(ち、近いよっ///)

『ううんっ心配だもん!!今日はもう戻ろう？お願いっ』

近くで顔を覗き込まれますます鼓動が早くなる

ﾁｮｯﾊﾟｰ「わ、分かったよ//ほんとのほんとに大丈夫だけどAがそこまで言うなら…」

『よしっそしたら道中辛くなるといけないから私がだっこしてあげるねっ』

ﾁｮｯﾊﾟｰ「えっ」

突然の事に焦るチョッパーだったがニコニコ笑いながらギュッと抱き抱えるA

『私がついてるから安心してね』

ﾁｮｯﾊﾟｰ「う、うん…ありがとA……///」
(決めた、おれが大人になってもっと大きくなったら今度はAをお姫様抱っこしてあげよう…)

そんなことを考えながら今は大人しくAの腕に収まるのでした