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Story2 ページ2

ヒュッ、


と風を切る音が聞こえた直後、一人の男_____

ザップ・レンフロがクラウスに向け、蹴りを入れる。




クラウスは即座に腕を出して蹴りを防いだ後、ザップの胸元を掴み自分の足を背骨に叩き付け、静かに降ろした。








ク「……全く、この男は。隙あらば、私を斃(たお)そうとして来てね。

それも心底殺すつもりなので厄介なのだ」




レ「あー……やっぱりそうなんですか…………?」








レオは一人の少女がクラウスの後ろに隠れているのに気が付いた。








ク「この子は、A・佐久良。うちで保護している。

この子もメンバーの一員だ。まだ幼いが、宜しく頼む」




レ「は、はぁ……」






いきなり窓が開き、風が吹く。

すると、先程クラウスにやられ倒れていたザップの上に一人の女性が現れた。








「……おっと、靴底が汚れたかな?」








次々と起こる出来事に、レオは少し混乱気味である。








ク「彼女はチェイン……チェイン・皇。諜報活動のエキスパートだ」








チェインがAに手招きをしたのでAがそちらに行くと、チェインはぎゅう、と音がなる程に思いっきり抱きしめた。








『…おかえり、チェイン』




チ「ただいま、A。会いたかったわ」




ザ「な……にを……しやがるんだこのヤロウ_____!!?」




チ「床に寝てる奴が悪い」




ザ「床にあるものは何でもかんでも踏むのかおめぇは!!立体でも!!」




チ「バカ言わないで、踏んでいいものだけに決まってるでしょう」




ザ「………ッ!!」








二人の言い合いを間近で聞いているAは、もう慣れたという様子でただただ呆れていた。








ザ「ヒデェと思わねぇかジョニー!!」








という問い掛けに対し、ジョニー______もとい、レオナルド・ウォッチは答えられず困っていた。








チ「……?」








レオに視線を向け、"誰だ"と不思議そうな顔をしているチェインに、Aが新入りだと伝えると、驚いた様子で言った。








チ「新入りって、ジョニー・ランディス?ジョニー・ランディスなら来ないわよ?

ていうか………来れないわ」

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丸公(プロフ) - コメントありがとうございます!私も血界戦線大好きです(*^^*)楽しみにしていただけているなんてとても嬉しいです!! (2016年5月21日 21時) (レス) id: b021fe2553 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっきー - 私も血界戦線だいすきです♪ いつも更新楽しみにしてます(*^^*) (2015年6月10日 23時) (レス) id: 5cad5ba7f8 (このIDを非表示/違反報告)
丸公(プロフ) - はじめまして、丸公です。血界戦線、深くて面白いですよね!キャラクターもお話も良くて大好きです!コメント、本当にありがとうございます!更新頑張りますので、これからもよろしくお願い致します! (2015年5月24日 18時) (レス) id: 199c8ddcf1 (このIDを非表示/違反報告)
ハルゥ(プロフ) - 初めまして!とっても面白いです!私最近血界戦線見始めたので更新楽しみにしてます! (2015年5月24日 17時) (レス) id: 790376452c (このIDを非表示/違反報告)
丸公(プロフ) - かりんさん» はじめまして、丸公です。面白い、とおっしゃって頂けるなんて本当に嬉しいです!ありがとうございます!更新、頑張りますね! (2015年5月22日 23時) (レス) id: 199c8ddcf1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:丸公 | 作成日時:2015年5月7日 22時

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