まると言う人 ページ11
「お姉さん、頼み事してもいい？」
そう声をかけてきたのは高身長の男性。
「な、何ですか」
「変なことじゃないけん、固まらんといて」
その人は笑いながらコップを渡してきた。
「あそこの鼻ニンニクに言ってお水もらってきて」
指を刺された方向には杏奈と話す社長と呼ばれていた人。
「わかり、ました。」
言われた通り水をもらってその人の元に戻る。
「ありがとう。君名前は？」
「Aです」
「ふーん、いくつ？」
「22ですけど…」
「え！？タメやん！敬語いらんって」
「え、嘘ですよね？？」
絶対この人は後半いってると思ってた。
ふぉいと呼ばれる彼は周りにいた脇さん、銀太くんも紹介してくれた。彼等はDJ集団でYouTubeなどでも活躍している有名人なんだとか。
目の前に置かれたお茶を1口飲むと銀太さんが声をかけてきた。
「Aちゃん、東京初めて来たと？」
「初めてですよ。もう、怖くて怖くて」
「俺らも最初ビビっとったww
でも、直ぐに慣れるけん」
「慣れる前に帰っちゃいますよ」
「いつ帰ると？」
「明日には帰ります」
「えええええ、もっと話したかった」
「せっかく出会えたのに、私も寂しいです。」
本当はこのセリフ、りゅーに言ってるのかな。
なんて。
周りから質問責めされているとお店の扉が開いてスーツを着た男性が入ってきた。
スーツのくせして頭が派手な色のため直ぐに気づいた。
彼がりゅーだってことに。
「あれ、まる来たと？」
ふぉいさんがりゅーを見てそう言った。
まる…？
「結婚式ギリギリだったけん、30分で終わったんよ」
りゅーはこっちに来て私の向かい、銀太くんの横に腰を下ろした。
そして、正面を向いて私を見つけて目を見開いた。
「なんで、おると」
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まろ - 更新待ってます久々ドンピシャな小説だったので本気でお願いします！ (2022年3月9日 1時) (
レス) @page20 id: 2d20eed868 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこましゅまろ★(プロフ) - めっちゃニヤニヤしちゃいました！更新楽しみにしてます！ (2019年3月3日 21時) (レス) id: f5d1a78397 (このIDを非表示/違反報告)
Yu(プロフ) - 続き気になります^_^更新待ってます！ (2019年1月26日 23時) (レス) id: dd3efc8aa5 (このIDを非表示/違反報告)
A - 更新待ってます (2019年1月13日 10時) (レス) id: 3bdcad5ff4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴゆ - すごい好きなお話です！更新楽しみにしてます！ (2019年1月10日 3時) (レス) id: 35ad8207ef (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年11月25日 3時
