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m「...........えっ?」
目黒と付き合ってからの誕生日、
それだけじゃなくて
記念日もクリスマスも、何でもない日だって
「俺のために頑張ってくれることなら、その、なんでも嬉しいから.......」
m「....うん、ちゃんと翔太くんの言葉で教えてくれてありがとう。」
目黒の
凄く愛おしそうに俺のことを見つめてくるから思わず照れて下を向くと、さっきまで俺の腕を握っていた左手で俺の頭を優しく撫でた
心地いい、
いつも目黒の手は心地いいんだ 。
m「翔太くん、次の駅で降りるからね」
「ん、」
m「楽しみだね、温泉」
「俺、温泉とか行ったことないんだけど」
m「俺もないから大丈夫だよ」
「....それは大丈夫なのか?」
m「楽しめたらそれでいいんだよ」
それもそうか、
なんて思ったタイミングで目的地に着いて
改札を抜けるとみんなが同じ方向に歩いていく
「....どこいくの?」
m「んっとね、えっと.....」
なにやらキョロキョロしている目黒と同じように、駅の周辺を見回すと
1人の男の人と目が合った
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作者名:まる | 作成日時:2023年3月3日 21時