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自分から足を広げて、今にも俺を受け容れようとする姿が目に焼き付いて思わず吐精感に襲われる
こんなところで1人イくなんて絶対に避けたい
誘ってくれている翔太くんを待たせないようキスをしながらヘッドボードの上に置いた膜を手で探る
あれ、、、
n 「...........れん？」
「.......っあ、ごめんね、ちょっと待って、」
さっき右の、
ここら辺に置いたのに、、、
顔を上げてヘッドボードを確認すると、ぼんやりと見える先にそれらしきものは見当たらない
いや、俺が見えてないだけなのか
もっとカッコよくスマートに翔太くんの誘いに応えてあげるはずだったのに、、、
n「.........れん？」
「ごめん、さっき置いたと思ったんだけど....」
n 「べつに、いらないのに」
「だめだよ、大事にさせて？」
n 「..........あっ、これ、」
「.....？」
ヘッドボードを探っていた手に渡されたのは
俺の探していた四角い袋に包まれたもの
「.......どこにあったの？」
n 「ごめっ、多分さっき俺の手が当たって布団に落ちたんだと思う、」
「なんだ、そっか....」
n 「.......不安にさせた？」
「ううん、見つけてくれてありがとう」
n 「..............れん？」
渡してもらった袋を開けて中に入っている濡れたゴムを取り出そうとしたとき、
翔太くんの手が俺の手と重なった
「ん？」
n 「おれが....つけても、いい？」
「....ふふっ、いいよ」
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作者名：まる | 作成日時：2023年3月3日 21時
