検索窓
今日:2 hit、昨日:11 hit、合計:129,408 hit

2 ページ9

どうやら目が覚めても昨日の夢は続いてるみたいで、パソコンのキーボードを打つ指も微かに震えてミスタッチばかり。

緊張でちょっと涙目にもなってきて完全に情緒不安定。

そして頭の中にいるのは笑顔の丸ちゃん。

何度も時計を見て時間を確かめる私を見てサヤは笑ってるけど、今日が私の人生最良の日なのは間違いないわけで。

近くでその姿を瞼に焼き付けたいなぁ。
そしたらもう充分だもん。

紹介してくれると言っても、あれだけ面食いな丸ちゃんに気に入られるとは思えないし。

ずっと応援してるって伝えられたらそれだけで幸せだなぁ。

仕事が終わって、メイクも直して。
サヤに連れられていかにも高級そうなお店の個室に案内された。

心臓がバクバクして、もう死にそう…。
「A、章ちゃんたちもうすぐ着くって。」

スマホを見たサヤの言葉に私は泣き出す寸前で。

「大丈夫♪Aはすっごく可愛いから!」
サヤが震える私の手を握ってくれて、ちょっとずつ落ち着きを取り戻す。

「ありがと…。」

緊張しないなんて無理だけど、しっかりしなきゃ。

「あ、お店着いたみたい。」
サヤがそう言ってすぐに個室の襖が開いた。

そこに現れたのは、ライブでは何度も見たことのあるヤスくんと…この世で一番好きな人。

3→←人違い(黄)



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (157 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
441人がお気に入り
設定タグ:関ジャニ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2018年1月21日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。