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インターホンが鳴って、モニターを覗くとお隣のイケメン横山さんがキョロキョロしながら落ち着き無さそうに立っている姿が見えて、年上に違いないのにすごく可愛くてついつい微笑んでしまう。
ドアを開けて間近で見ると、やっぱり今日も超絶イケメンで、いくら東京だからって学校にも街を歩いてもこんなカッコいい人見たことない。
タッパーを返してくれながら、おすそ分けがいかに有り難かったかって力説してくれるから、何だかとても嬉しくて。
お世辞かもしれないのに、ついついまた差し入れするって申し出ちゃった。
上達するには回数をこなすしかないし、誰かが食べてくれるって思う方が自分にとってもいいと思ったから。
連絡先を交換して、お土産まで頂いて、寂しい一人暮らしの中でこんな交流が出来るんだなって思ったら心が温かくなる。
あれ?そういえば好き嫌い聞いてなかったな。
嫌いな物を差し入れる訳にはいかないもんね。
ちょっと聞いてみよう。
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作者名:葵 | 作成日時:2017年4月2日 15時