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音を立てる心臓が、
なにも知らない自分を責めているようで不快だった。
「..............ぐろ」
m「ん？」
「.......やっぱ、こわい、かも」
m「..............」
少し考えた目黒は俺の手を優しく包み込んだ
脱いだアウターで、隠すように
m「教えてくれてありがとう、人いっぱいいるね？」
「.......ん」
m「大丈夫、俺のこと見て？」
「.......」
m「.....そ、俺の目見て？」
隣に座る目黒の目を見ると “ 大丈夫 ” を伝えてくれる
その目は俺を捉えて離さない
「...........だい、じょうぶ、」
m「うん、大丈夫だよ。」
「目黒は.....不安じゃない？」
m「俺はもう何年も通ってるから、慣れちゃったのかも。初めてだと色々目に入っちゃうよね.....」
「これ、慣れるかな.....？」
m「どうだろ笑 翔太くんは何回来ても同じように大丈夫ってしてあげないとダメかも笑」
「.....るせぇよ、」
目黒にとっての病院は自分の苦しさや葛藤を曝け出すような場所なのに、
“ これからも一緒に来ていいよ ″
と言われている気がして
また心臓が “ ドクッ ” と音を立てた
不快な音じゃなくて、目黒のことが 好き だって音
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まる(プロフ) - gyotagya180さん» 一時的に不具合が起こりパワーワード設定をさせて頂いておりました。外しましたので引き続きご愛読のほどよろしくお願いします🙇🏻♀️ (2022年12月4日 7時) (
レス) id: c9a69f4f95 (このIDを非表示/違反報告)
gyotagya180(プロフ) - 移行先のパスワードが分からないです😭 (2022年12月4日 7時) (レス) id: b30154db97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2022年11月5日 12時
