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第二百十九訓 ページ5

続き


妙「握手できたからって何なの?何か嬉しいの?彼等は何をそんなに必死になっているの」

猿「バカねお妙、あんな連中よ。女の子の手なんて握った事あるワケないじゃない。あ、ゴメン。しゃべった事もないか」


司「突如、行列後方から現れたバックバンド部隊!!辛辣な言葉の旋律で、ファン達の握手会への意欲を削いでいくぅ!!」


「失敬な!!しゃべった事位あらぁ!!」

妙「どうせ「お弁当温めますか」「はい」位でしょ」

「他にも「あっ、袋入れなくてもいいです」とかもあらぁ!!」

猿「それ、しゃべったって言えないから」



なぜだか、二人が迷彩柄の服を着た軍人に見える…



ビ「妨害工作よ!!ルール違反だわ!人の行列。邪魔していいと思ってるの!?」

銀「ほざけ。アイドルのバックで悪さ企むのが、バックバンドというものだ」


司「こんなバックバンドの使い方があったのかー!!」


妙「こんな所に並んだって、何の事態の解決にもなってないのにね」

猿「十三階段の前に並んでいるようなものなのにね」


司「死屍累々!次々とGKB48の行列を葬っていく」


ビ「フン。ただの悪あがきね!私達のファンはまだまだいるわよ!それに比べて、あなた達は妨害工作でファンの心は離れる一方じゃない」



確かに、これじゃあ惹きつけるどころか傷つけてる…

そう思っていたら、そんな二人の後ろにまた誰が立ってて…



九「言い過ぎだぞ。妙ちゃん。猿飛」

月「すまぬな。大丈夫か。立てるか」



二人が徹底的にお客さんを虐めて、あとの二人が救いあげる…もしかして、ここまでが作戦だったの…?



月「奴等を許してやってほしい。悪気はないんじゃが、ちょっと照れ屋でな。ぬしらとしゃべりたかったが、どう接していいのか解らなかったようじゃ
なんせ、わっちらもその…」

九「あ…握手会なんて…」

月「した事…ないから」

猿「本当は私達も……みんなと一緒なの」

妙「ごめんなさい。よかったら…私達のはじめて…」

「「「「もらってくれますか」」」」



四人の言葉を聞いた男の人達は、何かに衝撃を受けたみたいに固まって、頬を赤くして手に持ってたものを落とした



『……こういうの、つんでれ?って…いうんだよね…また子』

ま「…そうっスね。とりあえずその知識を教えたであろう武市変態は、あとでぶちのめしておくっス」



また子がなんだか怖い顔をしたからよくわからずに、思わず首をかしげた



続く

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(プロフ) - 更新待ってます!頑張ってください! (2019年9月24日 23時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215  
作成日時:2019年7月24日 23時

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