標的196…メンバーとターゲット(後編) ページ41
続き
とんでもない厨二病発言に内心爆笑してたら、それと…なんて言った白蘭の目がこっち向いた……こっち見んな!!
白「今までは干渉せずに見守ってきたつもりだけど、少しおいたが過ぎたね…。これが終わったら、長い家出も終わりにしよう…ね、A」
そう言って穏やかに微笑んでくる白蘭に、対する俺は……はっきり言って、その言葉と状況が理解できてない
『え……ま、まぁそりゃあ…これで勝って過去に戻りゃあ、俺は家に帰ってオフトゥンに飛び込み決めるつもりではあるけど…』
白「Aが言う“家”はヒバリクンの家だろう?帰るべきなのは、この時代の僕の…僕らの家だよ♪」
『Σえ!?いや……俺この時代の人間じゃねェし、そういうのはこの時代の俺と…いや、それもヤダけど…とにかく、過去から来た俺を巻き込まないでホント』
白「大丈夫♪歳はだいぶ離れることになっちゃうけど、ちゃんとAは僕の妹だって部下達には教えてあるから、なんの心配も不安もいらないよ♪」
『Σ話全っ然!聞いてねェなコイツッ!?』
もうヤダ!って意志を込めて恭弥の後ろに隠れ直したら、恭弥からゆらりと殺気がもれる……恭弥怖っ。見せられないよ!って顔してない!?大丈夫か!?
また顔を恭弥の背中から覗かせれば、白蘭とバッチリ目が合った……だからこっち見んな!!
『この時代の俺って、家出してんの?白蘭のとこから…』
白「あれ?Aってば……お兄ちゃんでいいんだよ♪」
『無視)この時代の俺って、相当切迫した状態で追われてたって聞いたんだけど…』
白「だって逃げるんだもん♪あと、家出が始まったのはこの時代じゃない……僕達が離れ離れになる所からだよ」
『…は?』
離れ離れって……そういや、なんで白蘭とこの世界の坂田Aは、兄妹なのに離れ離れで生活してたんだ?兄貴がいるなんて話、両親からも聞いたこと無かったはずなんだけどなァ…
『……なんで、生き別れなんてしたんだよ』
白「あ…やっぱり気になる?その辺の話も聞かせてあげるからね♪」
恭「そんなの知る必要がない」
そんな声が聞こえたと思ったら、少し強引に背中に戻されて白蘭から隠さた
だから俺は知らないって……白蘭と恭弥が火花散らしてたなんてデジャブ……知らないっつぅの!!(必死)
標的197…ゲーム開始と風の衝突(前編)→←標的195…メンバーとターゲット(中編2)
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アイ - とても面白いです!ついイッキ読みしてしまいました!更新楽しみにしてます (2018年11月29日 17時) (レス) id: d0f71e3ce3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - はじめまして!銀魂もリボーンも大好きです!このお話、とても楽しいので私、応援しています!これからも頑張ってください! (2018年11月4日 9時) (レス) id: 7406046dda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215
作成日時:2018年10月20日 23時