標的１７３…ミックスとザンザスの炎（後編） ページ18
続き
銃を撃つ音に混じって、小さくぴきっと何かの悲鳴が聞こえてきがした…リボーン程じゃねェにしろ、その相変わらずの命中率には舌を巻くわ…俺も頑張ろっと
10ザン「……交渉決裂だな……それ相応の死をくれてやる」
また、ザンザスのリングに大空の炎…そして、憤怒の炎が燃える
上空でおっさんがジルを守るようにして、雨属性のペリカンとともに盾なってるが…あれじゃザンザスは止められねェよ
ＧＡＯＯＯ！！
匣から解き放たれたベスターが瞬時に身体中に模様を浮かばせて、吠える…そうすれば、おっさんはペリカンごと石化して……崩れた
守られきれずにジルの足が石化して、恐怖からかイスも吹っ飛ばして慌てふためく
自分の敗北…そして死が目の前に迫っていることに気がついたのか、プライドかなぐり捨てて騒ぎ始める
ジル「お前が欲しいのは、ボンゴレボスの座なんだろ！？
お前は、沢田綱吉のことが憎くてしょーがないんだろ？だから今は亡き9代目直属なんて謳ってる！！
オレの力をもってすれば、憎き沢田を倒し、お前がボンゴレのボスになれるぜ！！
正確にはミルフィオーレボンゴレ支部だ！！
オレが白蘭様に、お前をミルフィオーレ幹部として迎えるようとりはからってやる！！
白蘭様は寛大な方だ！！」
……おいおい、どうせ殺られるんだから、それ以上ザンザスを怒らせねェ方が…いや、大して気にしてもねェのか
10ザン「……ドカスが
オレが欲しいのは最強のボンゴレだけだ。カスの下につくなど、よりヘドがでる
内部にどのような抗争があろうと、外部のドカスによる攻撃を受けた非常時においては────」
徐々に石化するジルを睨みあげて、その愛用の銃に炎をチャージしていく……
10ザン「ボンゴレは常に…」
そして、完全に石化するのと同時に、その銃口は炎を噴く
10ザン「一つ！！」
放たれた炎はジルを砕き、上空で上がったその巨大な花火は…今回の作戦における勝利を告げた
ふん、と…つまらなそうに呟いたザンザスが、また腕を組むようにして俺をホールド…すんなよなぁ……
『くぁ…ぁ、ん』
……終わったなら、ねてもいいか？
少し離れたところからルッスの声が聞こえて気がするが、まぁ…必死に我慢した眠気に勝てる訳もなく、俺はそのまま意識を飛ばした
…すぐ、ほぼ本能的に目覚めることも知らずに…
標的１７４…真と血縁（前編）→←標的１７２…ミックスとザンザスの炎（中編２）
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アイ - とても面白いです！ついイッキ読みしてしまいました！更新楽しみにしてます (2018年11月29日 17時) (
レス) id: d0f71e3ce3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - はじめまして！銀魂もリボーンも大好きです！このお話、とても楽しいので私、応援しています！これからも頑張ってください！ (2018年11月4日 9時) (レス) id: 7406046dda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2018年10月20日 23時
