標的３６…保育係と10年後（後編） ページ39
続き
オレに背中を押されれば、ハルはよく分かってないだろうけど帰ってった…これでどうにかなればいいんだけど
そう思って坂田さんの方を見たら、坂田さんの足元にいる大人ランボが、坂田さんをガン見してることに気づいた
そんな視線に坂田さんも気がついたみたいで、不思議そうに大人ランボを見下ろして…視線の高さが同じになるようにしゃがんだ
『おいおい、どーしたよ兄ちゃん、頭から血ぃ出てるよ？』
大ラ「……あ、いえ…大丈夫です」
『そうか？…しかし兄ちゃん、どっかのハナタレ子牛によく似てんな。服の柄が』
ツ「坂田さん、ランボを知ってるんですか！？」
『この間、迷子になってっとこを保護して、家の近くまで送ってやった』
ツ「な、なんか…わざわざすみません」
『気にすんな。これも仕事だし…で、こいつは？一応、関係者以外は追い出さなきゃならねーんだけど？』
リ「そいつがランボだぞ」
獄「リボーンさん！？」
リ「どーせそのうち知ることになるんだ。それが少し、早まったってだけだぞ」
ツ「知らせる前提で話をするな！！」
坂田さん、変な思ってないかな…って思ったら、坂田さんは普通にへー…って、頷いていた
『じゃあなんだ？こいつは、あのハナタレの10年後の姿だってのか？
…へー…こいつぁ随分デカくなるんだな…』
大ラ「Aさん…うっ、ひっく」
『泣き虫ってのは、治ってねーみてーだな』
坂田さんが子供のランボと変わらないように接して、頭を撫でてるから…どっちが大人なのか少しだけわからなくなりそうになった
そしたら、大人ランボが頭を撫でていた坂田さんの手を掴んで、もう片方の手も掴んで…自分の手で包んだ…って、大人ランボ何やっちゃってんのー！？ヒバリさんに殺されるーー！！
心の中で驚きすぎて叫んでたんだけど、当の大人ランボ真剣…それを通り越して、すがりついてるみたいに見えた
大ラ「Aさん……A、さん」
『…なんだ？』
大ラ「お願いです…どうか、お願いします…」
『できるだけ聞くから、言ってみろ』
大ラ「どうか…どうか……お願いですから……
…死なないで、」
ボフンっ！！
煙をあげて、大人ランボはいつものランボに戻った…けど……
『……っ』
最後の、ランボのその顔色の悪さが…
坂田さんの、辛そうで苦しそうなその顔が…
いつまで経っても、オレの頭から離れてくれなかった
標的３７…視察と新作ケーキ（前編）→←標的３５…保育係と10年後（前編）
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十六夜☆(プロフ) - モエナさん» コメントありがとうございます！メガティブになってた所を修正しました。教えて下さりありがとうございます！ (2018年6月18日 12時) (
レス) id: daaab74543 (このIDを非表示/違反報告)
モエナ(プロフ) - 銀魂とリボーンのコラボ好きです！応援してます！後、標的6の最後辺りのネガティブがメガティブになってます。気になったのでコメントさせて頂きました！ (2018年6月17日 18時) (レス) id: 108ca69897 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 銀魂とリボーンの作品が大好きで、凄く嬉しい作品です。雲雀さんカッコいい!!これからも無理せず更新頑張ってくださいね応援します。 (2018年6月10日 17時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - 銀魂きたーーーーーー！！！！！！！！！！！これからどうなるのかが楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年6月9日 16時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2018年6月9日 13時
