【銀魂×REBORN】銀の刃となりて炎を灯す【始まり・日常編】

標的２６…新保健医と治らない病気（前編） ページ29

Aside


とある日、普通の生徒が授業中な頃合に、俺は座ってたソファーを立った



恭「どこ行くの？」

『保健室。新しい保健医が来たっつーから、この学校のルールとかその辺の事を破らねーようにおどs…説明してくる』

恭「…今、脅しに行くって言おうとしなかった？」

『……気にすんな』



そそくさと応接室を出て、まっすぐ保健室に向かう

ちゃんと説明しとかねーと、何かあって恭弥がこの前みてーにブチ切れて俺に被害がきても困っからな


歩いてしばらくすれば保健医の前について、扉を軽く叩けば中から男の返事が聞こえて扉を開く

室内には茶髪で顎にヒゲを生やした白衣の…おっさん？がいて、ダルそうに俺を見た途端目の色を変えた…
なんつーか、ゴリラ局長がメガネ姉を見た時と同じような目の色…



「かわいこちゃ〜ん！！」

『Σぎゃーーっ！！こっち来んなこの野郎っ！！』


バキッ！！


「Σぐへーっ！！」



突然飛び込んできたおっさんに驚いて、加減も忘れてぶん殴っちまった…あんまされた事ねー反応だったから、少し怖かったっつーのは…心の中にとどめとこっ


殴られておっさんは保健室の床に転がっていたが、すぐにいてて…と痛くもなさそうに立ち上がった
…さっき殴った時、あんま殴ったって感触しなかったから勢いを殺したのか…やるな、このおっさん



「いてーじゃねーかよ…いきなり何すんの」

『いや、これそっちのセリフ
いきなり飛びかかってこられたら、普通避けるか殴るかすんだろ？』

「いや…避けはするだろうけど、殴りはしないんじゃない？」

『Σえ…！？』



俺の周りにいた女子は、みんな飛びかかられたら殴り飛ばしてたが…普通じゃなかったのか


おっさんは俺が本気で驚いたのに若干苦笑いしながら、気を取り直してと椅子に座った



「君は保健室に何の用で来たの？ケガでもした？それとも…おじさんとデートしたいの？」

『なわけ。俺は風紀副委員長として、あんたにこの学校でのルールやらなんやらを説明しにきたのと、あとはまあ…警告をしにだな』

「警告…？」

『ああ。この学校で逆らっちゃならねー存在の事…』



俺はその後、しばらくの時間色々話した

その中で、おっさんの名前が“シャマル”という事と、またあの赤ん坊…マフィア関連なことを知った


とうとう学校にまでソレの関係者が…恭弥の逆鱗に触れても、俺ぁ知らねーからな…



続く

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