標的11…銀髪の不良少年(中編) ページ14
続き
坂田さんはそのままゆっくり歩いてきて、地面に突き刺さった木の棒…いや、木刀を引き抜いて肩に乗せた
『絡みてーなら
あと、3年だろうがサボりは認めてねーぞ。それをわざわざんな目立つ場所に来るとは…学校のサボり方も習ってねーのか、ゆとりども』
「チッ、風紀委員だからって後輩のくせに偉そうにしやがって…!」
『知らねーなら、教えてやろーか?』
「女が、調子乗ってんじゃねー…(ドッ!)ぞっ!?」
言葉の途中で、坂田さんは三人組の一人…ちょうど喋っていた人の目に向かって飛び蹴りをくらわせて、そのまま反動で飛び退いて地面に着地する
『寝ろ。先輩面すんなら半端やってんな。サボる時は思いっきりサボれ…ケンカしてーってんなら、俺が遊び程度には付き合ってやるからよ』
「っ…このアマ!!」
残りの二人も坂田さんに掴みかかろうと手を伸ばしたけど、その手が届く前に坂田さんはその場からいなくなってて…
『さっさと、寝ろ』
いつの間にか後ろにいた坂田さんが、二人の頭を殴ってあっという間に倒して…あんまりの速さにオレだけじゃなく獄寺君も驚いてるみたいだった
そして、ふと…オレ達がいるのに気がついた坂田さんが、なんか疲れたような顔で近づいてくる
『君…沢田くんさ、そんなにパンイチになるのが好きなわけ?』
ツ「Σんなぁ!?ち、違いますよ!!」
『へー…別に、否定はしねーから…うん』
ツ「本当に違うんですよー!!」
全部リボーンのせいなんだよー!!
そしたら、獄寺君がオレと坂田さんの間に入ってきて、怖い顔で坂田さんを睨みつけていた
獄「てめぇ!!10代目に舐めた口聞いてんじゃねーぞ!!どこのファミリーのもんだ、あぁ!?」
『あ?ファミリー…家族?』
ツ「ちょっ、獄寺君違うから!!さ、坂田さん、すすみません」
獄「Σな、何故10代目が謝られているのですか!?」
この人はマフィアとかそういうんじゃ全然ない、普通の人なの!!…Σって、オレも普通なのにー!!
そしたら、坂田さんがすごく驚いた顔でオレを凝視してた
『そいつ、転校生だろ?
たった一日で、不良を忠犬に昇華させたのか…?』
ツ「え!?ち、忠犬って…」
『それより、そこの未 成年喫煙者。敷地内は禁煙だ。どうしても吸いたきゃ屋上にいけ、携帯灰皿を持ち歩け』
続く
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十六夜☆(プロフ) - モエナさん» コメントありがとうございます!メガティブになってた所を修正しました。教えて下さりありがとうございます! (2018年6月18日 12時) (レス) id: daaab74543 (このIDを非表示/違反報告)
モエナ(プロフ) - 銀魂とリボーンのコラボ好きです!応援してます!後、標的6の最後辺りのネガティブがメガティブになってます。気になったのでコメントさせて頂きました! (2018年6月17日 18時) (レス) id: 108ca69897 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 銀魂とリボーンの作品が大好きで、凄く嬉しい作品です。雲雀さんカッコいい!!これからも無理せず更新頑張ってくださいね応援します。 (2018年6月10日 17時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - 銀魂きたーーーーーー!!!!!!!!!!!これからどうなるのかが楽しみです!更新頑張ってください! (2018年6月9日 16時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215
作成日時:2018年6月9日 13時