第二百十幕…霧の幻影の真相 ページ35
倒されたと思われていた仲間達が、10年後の骸の幻覚により無事だったという事実に、真6弔花とAは驚いた
桔「殺したと思った敵は、全て幻覚だったと！？」
骸「クフフ、その通りです
戦いの最中、幻覚に切りかわっていたのです」
『あ、あの…骸』
骸「どうかしましたか？僕のA」
『え？…あ、ぇ、えっと…私はもう…大丈夫だから…降ろして？』
骸「……降りたいんですか？」
『う、うん…？』
Aの言葉に骸は少し残念そうな表情をして、渋々といったようにAを地面にゆっくりとおろした
すると、10年後のベルが先ほどAに挨拶をした…ヴァリアーの隊服を着たカエルの被り物をかぶった青年…フランに声をかけた
べ「おーい、フラン」
フ「ハーイ、センパーイ」
べ「幻覚で敵をダマすのはいーが、わざわざ俺達を殺してみせる意味あったのか？」
フ「わかってないなー、ベルセンパイ。リアリティのためですよ
幻覚っていうのはドッキリみたいなもんですからー…ねえ、師匠？」
骸「ちがいますよ」
フ「あれ…」
べ「てんめー」
フ「じゃあアレですー
師匠のスプラッタな趣味全開ですー」
『え…』
骸「ちがいますよ」
グサッ！！
骸はフランの言葉を否定しながら、その手に持つ槍を…躊躇なく頭に突き刺した
了「Σなっ」
ル「んまっ」
フ「師匠、イタイですー。やめてくださーい」
骸「今回の幻覚の目的は3つ。僕のウォーミングアップと、僕のAを助け出すことと…真6弔花の戦力を引き出しデータをとることです
実際、幻覚で彼らに程よい優越感を抱かせることにより、ブルーベルの絶対防御領域と桔梗の地中からの攻撃のデータを引き出すことに成功し、捕らわれていたAの救出にも成功しました」
ブ「Σにゅ」
桔「…ハハン」
フ「なーる」
べ「なーるじゃねーよ！」
『ベル…落ち着いて』
のんびりとしたフランの言葉に、ベルはイラついてナイフを投げる
べ「ってか、いつまで六道骸の幻覚出してんだ？
あいつは、
フ「あれー？聞いてませんか？
あのパイナッポー
ミーの師匠、ヴィンディチェの牢獄から出所しちゃいましたー」
『…え？』
グサッ！
セリフと共にまた頭にヤリが刺さったフランだが、その言葉は…衝撃を与えるには十分だった
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ハルカ - 続きが気になるのでお願いします(≧∇≦) (2017年4月22日 7時) (
レス) id: 04586e5ef6 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - 更新待ってました！これからも頑張ってください！ (2017年4月20日 23時) (レス) id: 0d94ff763d (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 夢主とっても可愛いです！これからも応援しています！ (2016年12月28日 0時) (レス) id: cd89a87204 (このIDを非表示/違反報告)
マキ☆ - 続編おめでとうございます！この作品を見るのをいつも楽しみにしています。これからも更新よろしくおねがいします！ (2016年8月5日 14時) (レス) id: bd6a6263e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2016年7月28日 20時
