第百九十八幕…名前と嫉妬？ ページ23
決戦に向けた作戦会議を始めようとした綱吉達だったが、リボーンとγが二人きりで話があるとのことで、まだしばらく各々で休むことになった
そんな時、Aが綱吉と二人きりで話をしていた
『ツナ…少しいい？』
綱「ど、どうしたの？改まって…(ﾄﾞｷﾄﾞｷ」
『この戦いが…終わって…過去に…帰ったら……私の名前…ちゃんと呼んで』
綱「え！？…ど、どーいうこと？」
『えと……“ちゃん”って…付けないで…呼び捨てで…呼んでって』
綱「ええ！？///」
Aの突然の言葉に、綱吉は少し顔を赤くしながら驚いていた
綱「け、けど…でも……い、いいの？」
『うん。むしろ…お願いしたい』
綱「……わ、わかった…けど、急にどうしたの？」
綱吉の問いかけに、Aは少し考えるように俯いた
『……リング内の…四龍達の…名前……緋龍王は…呼び捨てで…呼んでたって…聞いて…』
綱「リング内の四龍って…前に現れた人達？」
『｡_｡))ｺｸﾝ……それに…』
綱「…それに？」
『……』
言葉を途切れさせ、Aはまた考え込むように俯いてしまった
綱吉が心配して顔を覗き込もうと近づくと、突然…Aが顔を上げて間近で綱吉の目を見つめた
綱「Σいっ！！////」
『…ごめん』
綱「あわわわわわ！！/////」
綱吉は突然のことに頭がついていけず、とにかく距離を取ろうと後ずさった
『ツナ…落ち着いて』
綱「ご、ごごごごめん！！////
(Aちゃんの顔があんな間近にあったのに落ち着いてられないよー！！////)」
『…話…していい？』
綱「Σえ！あ、うん！！」
話を中断させたのはAなのだが…思考が混乱している綱吉には、ツッコめなかったのだった
『それで…えっと…ね？』
綱「う、うん…(め、珍しいな…Aちゃんがこんなにためらうなんて)」
『…ゃ…だっ…』
綱「え？」
『……ツナがユニを…呼び捨てで…呼ぶの……ヤダった…の』
綱「…え？」
『私は…違うのに…』
綱「……え？」
『その……ツナに…呼び捨てで…呼ばれる…ユニが…ズルイって…思ったの…///』
語尾が小さくなってはいたが、綱吉にはちゃんと聞こえていた
そして、その頬は少し…赤みが指しているようにも見えた
そして、Aの言葉を理解した綱吉は…
綱「……ぇ…/////」
驚きすぎて声も出なかった…
その後、リボーンの
「イチャイチャしてんじゃねぇ」
の一言と蹴りとともに綱吉は現実に戻ってきたのだった
第百九十九幕…望む右腕→←第百九十七幕…夜明けとともに(続々)
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ハルカ - 続きが気になるのでお願いします(≧∇≦) (2017年4月22日 7時) (
レス) id: 04586e5ef6 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - 更新待ってました！これからも頑張ってください！ (2017年4月20日 23時) (レス) id: 0d94ff763d (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 夢主とっても可愛いです！これからも応援しています！ (2016年12月28日 0時) (レス) id: cd89a87204 (このIDを非表示/違反報告)
マキ☆ - 続編おめでとうございます！この作品を見るのをいつも楽しみにしています。これからも更新よろしくおねがいします！ (2016年8月5日 14時) (レス) id: bd6a6263e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2016年7月28日 20時
