第百九十五幕…夜明けとともに ページ20
ユニから告げられた“予知”により、場は一気に緊張よ色を見せる
ユ「白蘭もあせっています。この戦いに、全てを懸けてきます」
ラル「その予知は…たしかなんだろうな…」
ラルの問いかけに、ユニは小さく頷いた
正「勝敗は…予知できないのかい？」
ユ「はい…私が昔から見ていたのは、みなさんと話すこの光景と、この森で戦いが始まる様子までです…」
綱「え？この光景を知ってたの…？」
ハ「あ…あの…戦いに勝ったら……私達、元の世界へ戻れるんでしょうか？」
ハルの不安げな表情に、ユニは優しげに微笑んだ
ユ「白蘭は、他のパラレルワールドの自分と考えや知識を共有できますが、裏を返せば全てが繋がっていて、実体は一つしかないということなんです」
綱「実体は一つ…」
『じゃあ…一人を倒せば…みんな…消える…の？』
ユ「はい。もう、恐ろしい未来の待つことのない、平和な過去へ帰れるはずです」
ユニの言葉に、京子やハルだけでなく、過去から来た綱吉達全員が表情を明るくした
リ「最大のピンチは、最大のチャンスでもあるわけだな」
綱「この戦いに勝てば、ついにみんなで平和な過去に帰れる…！！」
綱吉の言葉に、守護者達は再び決意を新たにする
ラル「勝てばだがな」
綱「Σなっ！嫌ないい方！！」
リ「今んとこ、何とかボンゴレ匣でしのげてるが、奴らの力はあんなもんじゃねえはずだ。厳しい戦いになるぞ」
綱「Σひぃっ！…あ…ていうか、夜明け…？夜明けって…考えてみたらほとんど時間ないじゃん！！」
リ「今更何言ってんだ、バカ」
綱「作戦も何も考えてないし、ヤバイよ〜！！」
『落ち着いて…ツナ』
綱「ひぃ〜っ！！どーしよ〜！！」
Aの言葉を聞き入れる余裕もないのか、綱吉は大いに慌てている
野「なんだ、あいつ？」
γ「姫と四龍を救ったのと同じ男とは思えねーな…どーなってんだ？」
獄「10代目はわかりやすく現状を説明してくださってんだ！！」
γ「ふむ…こういう守りの作戦たてるのは、入江正一元メローネ基地隊長が向いてるんじゃねーか？」
正「Σえ！？ぼ…僕！？」
獄「ふざけんな！！作戦をたてるのは10代目だ！！」
γの提案に、綱吉命の獄寺が反発した
作戦を立てるというのはリーダー格の役目というのが鉄板だから、綱吉がやるべきだと獄寺は主張したいのだろう
続く
第百九十六幕…夜明けとともに(続)→←第百九十四幕…虹の大空の意志(続々)
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ハルカ - 続きが気になるのでお願いします(≧∇≦) (2017年4月22日 7時) (
レス) id: 04586e5ef6 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - 更新待ってました！これからも頑張ってください！ (2017年4月20日 23時) (レス) id: 0d94ff763d (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 夢主とっても可愛いです！これからも応援しています！ (2016年12月28日 0時) (レス) id: cd89a87204 (このIDを非表示/違反報告)
マキ☆ - 続編おめでとうございます！この作品を見るのをいつも楽しみにしています。これからも更新よろしくおねがいします！ (2016年8月5日 14時) (レス) id: bd6a6263e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2016年7月28日 20時
