第77話:姉編 ページ8
逃げている最中に嫌な予感を感じた後…
ウザいくらいに湧き出してくる敵をさばきながら鰐の家につくと、入口の橋のところにサンジとチョッパー(その周りは死屍累々)がいて、電々虫を眺めていた
『二人とも、何やってるんだ？』
サ「ぁあ！Aすわ〜ん❤」
『電々虫を眺めて何をやってるんだ？』
チョ「それが〈俺だ〉おっ！」
サンジが手に持っている電々虫から、聞き覚えのある声が聞こえてきた
サ「え〜っ、こちらクソレストラン」
〈テメェ…何者だ〉
サ「Mr.プリンス(ニヤッ」
〈プリンス〜！助けてくれぇ！捕まったうえに時間がねぇんだ！〉
今はあまり聞きたくなかった声に続いて、今度は仲間の一人の声が聞こえてきてほくそ笑んだ
サ「ハハッ、側にいるみてぇだな｡うちのクルー達は｡じゃあ、これから俺は」
そう話している時、後ろにいた敵が銃を撃った
私がその弾を風で止め、その敵を脅しながら電々虫をそいつに向けた
敵「ハァ、てこずらせやがって。この妙な男どうしましょう？」
鰐〈場所は？〉
敵「カジノの正面門です」
その後電話を切って敵を気絶させて、囮作戦をとることにした
『サンジ…お前があいつらを助けに行ってくれ、チョッパー…マツゲと協力して、移動用の足を用意しておいて』
チョ「わかったけど…Aはどうするんだ？」
『私は…囮になる』
それを聞いた二人は、驚愕に目を見開いた
サ「Aさんを危険に晒すなんてできねーよ！」
『この中で一番安全に囮ができるのは、私だけだ』
チョ「け…けど…」
いつまでも渋っているチョッパーの頭に…そっと手を乗せた
『大丈夫さ。仲間を信じろ』
チョ「……おう！」
その返事を聞いた後、顔がバレないようにフードをかぶり、鰐が出てきたと同時に走り出した
しかし…やっぱり地形に慣れているだけのことはあって、私は少し離れたところで捕まってしまった
そして…それと同時にフードを脱ぎ捨てた
『久しぶりだなぁ…鰐』
鰐「A…テメェ、やはり麦わらの船に乗ってやがったんだな」
『私なんかを追うよりも…戻ったほうがいいんじゃないのか？』
鰐「…テメェは囮…か？」
『そういうことだ』
すると…壁際に追い込まれていた私の顔の横に手をつき、鉤爪で顎をくいっと上げてきた
鰐「俺の下につかねぇか？」
『鰐…いや…クロコダイル。
今回だけは、お前に賛同しかねる！』
そう言って睨みつけ、私は風とともにその場を逃げ出した
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キャリア(プロフ) - 百話おめでとうございます＼(^-^)／ (2015年6月10日 15時) (
レス) id: 817b34caec (このIDを非表示/違反報告)
キャリア(プロフ) - 空島編ですね、私は空島が好きなので楽しみにしてます (2015年5月27日 21時) (レス) id: 817b34caec (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - 修正しました！度々こんな間違いがあると思うので、またお願いしま〜す！ (2015年5月26日 16時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
キャリア(プロフ) - 78話のカンフージュゴンがクンフージュゴンになってますよ。 (2015年5月18日 22時) (レス) id: 817b34caec (このIDを非表示/違反報告)
キャリア(プロフ) - 続編おめでとうございます。これからも更新楽しみにしてます。 (2015年5月17日 23時) (レス) id: 817b34caec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2015年5月17日 23時
