第105話:妹編 ページ36
空に突き上げる海を、メリー号はどんどん進んでいく
ウ「うぎゃァァァ！どうなんてんだこりゃ！！」
チョ「Σ水柱の上を船が垂直に走ってるぞ！」
ル「面白れ〜♪」
サ「どういう原理だ！？」
ナ「んっ？…風？」
妹「進め〜！メリー！」
サ「ちょっと待った！船体が浮き始めてる！」
ゾ「このままじゃはじきだされるのがオチだぞ！」
ウ「そんな事言ったって俺たちはしがみつく事で精一杯だぞ！」
サ「このままじゃまっさかさまだぞっ！」
ウ「おしまいだ！俺たちは海に叩きつけられて死ぬんだァァァ！！(泣)」
妹「ロビン、死ぬってやっぱり痛いかな？」
ロ「大丈夫。この高さから落ちれば、痛みを感じる暇はないわ」
妹「そっか、よかった…のかな？」
『結局死ぬけどな』
ナ「帆をはって！今すぐ！」
そんな声が聞こえてナミを見ると、ノックアップストリームに乗る前とは顔つきが違っていた
ちらりとAねぇを見ると、信じていたような笑みを浮かべていた
ナ「これは上昇気流…相手が風と海なら航海してみせる！この船の航海士は誰？」
妹「ナミで〜すっ！」
そうだ。この船には世界一の航海士がついてるんだった！
サ「野郎共！すぐにナミさんの言う通りに！」
全《オオ〜っ！》
希望と活気を取り戻したクルー達の勢いは、もう誰にも止められない！
ナ「このままよ…そのまま…行けるっ！」
その時、船が水柱からふわりと浮かび上がり、ドンドン空へ進んでいく
ウ「Σな…飛んだ！？」
サ「すげぇ、船が空を飛んだ」
ゾ「マジかよ…」
妹「メリーが空を飛んだ〜っ！」
『船が海だけという限界を、超えた瞬間だな』
ナ「ホッ)…やった」
ル「ナミもう着くのか？空島！」
ナ「あるとすれば…あの雲の向こうよ！」
ル「雲の上か…よぉし！このまま突っ込むぞォォォ！！」
全《ウオォォォ！！》
誰もが一度は夢見た空に浮かぶ島…
誰もが存在を諦め信じない島…
そんな夢のような島を目指して…
今、たった一つの海賊団が空を目指して…
空を飛んだ…
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キャリア(プロフ) - 百話おめでとうございます＼(^-^)／ (2015年6月10日 15時) (
レス) id: 817b34caec (このIDを非表示/違反報告)
キャリア(プロフ) - 空島編ですね、私は空島が好きなので楽しみにしてます (2015年5月27日 21時) (レス) id: 817b34caec (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - 修正しました！度々こんな間違いがあると思うので、またお願いしま〜す！ (2015年5月26日 16時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
キャリア(プロフ) - 78話のカンフージュゴンがクンフージュゴンになってますよ。 (2015年5月18日 22時) (レス) id: 817b34caec (このIDを非表示/違反報告)
キャリア(プロフ) - 続編おめでとうございます。これからも更新楽しみにしてます。 (2015年5月17日 23時) (レス) id: 817b34caec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2015年5月17日 23時
