第84話:姉編(ちょっと変更 ページ15
爆弾を処理して、休みながら傷を癒していると…
ドォォォオン！
そんな音と同時に、何かが空に飛び出した
サ「オイあれ…」
妹「あれって…」
《クロコダイルっ！？》
ゾ「何であんなトコから飛び出してくんのかわからねェが…」
ウ「そうさ…とにかく…」
《あいつが勝ったんだっ！》
みんなの視線が鰐に向いている時…コツンと…私の頭に何が落ちてきた
それは、群生色の綺麗な宝石がついた、大きめの指輪だった
そして…広場の中央付近で倒れている鰐の手は…右手の薬指の指輪が外れているように見えた
私はそれを捨てることはせず、こっそりと懐にしまった
すると…ポツリ…ポツリ…と…空から水が…雨が降り注いできて、いつの間にか…戦いをやめていた
ビ「今降っている雨は昔のようにまた降ります｡悪夢は全て終わりましたから！！」
ようやく…ビビの声が、みんなに届いた瞬間だった
雨と一緒に…人々の憎しみが、流れ落ちていくようだった
それを見届けた私たちは、ゆっくりとその場を離れた
サ「オイお前、しっかり歩けよ」
ウ「それが聞いてくれ!《これ以上歩いたら死んでしまう病》に…」
ゾ「A、歩けるか？」
妹「ゾロ、さっきからAねぇの心配ばっかりしてるね〜」
そんな話をしていると、目の前からボロボロのルフィを背負った男が現れた
「…君達は」
サ「アァ、あんたの背中の、運んでくれてありがとう｡ウチのなんだ｡引き取るよ｡」
「では君達かね？ビビをこの国まで連れてきた海賊達とは」
妹「おじさん…だれ？」
ビ「みんな！…パパっ！？」
《パパ〜っ！？》
ビビがパパと呼んだ。つまり…この人物はこの国の国王ということになるのだ
サ「パパ！？ビビちゃんのお父様！？」
ゾ「あんたが国王か」
コブラ(コ)「一度は死ぬ覚悟したが彼らに救われた｡ケガの手当てをせねば」
『それよりビビ、早く広場に戻れ』
ウ「せっかく止まった国の反乱に、王や王女の言葉もナシじゃシマらねェもんな」
ビ「だったらみんなの事も｢ビビちゃんわかってんだろ？」
妹「私たちは札付きの海賊だよ？国なんて関わる気ないよ」
チョ「俺、腹減った〜」
ナ「勝手に宮殿へ行ってるわ｡ヘトヘトなの」
そういうとビビは頷き、国王とともに去って行って、そんな後ろ姿を見送ると…仲間たちの体はどんどんとずり下がって行った
そんな中、私はゾロに肩を貸して、にっと笑った
『おつかれ…さま』
そのまま意識は闇の中に消えた
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キャリア(プロフ) - 百話おめでとうございます＼(^-^)／ (2015年6月10日 15時) (
レス) id: 817b34caec (このIDを非表示/違反報告)
キャリア(プロフ) - 空島編ですね、私は空島が好きなので楽しみにしてます (2015年5月27日 21時) (レス) id: 817b34caec (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - 修正しました！度々こんな間違いがあると思うので、またお願いしま〜す！ (2015年5月26日 16時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
キャリア(プロフ) - 78話のカンフージュゴンがクンフージュゴンになってますよ。 (2015年5月18日 22時) (レス) id: 817b34caec (このIDを非表示/違反報告)
キャリア(プロフ) - 続編おめでとうございます。これからも更新楽しみにしてます。 (2015年5月17日 23時) (レス) id: 817b34caec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2015年5月17日 23時
