第四訓 ページ6
前回のあらすじ…Aは十数年年をとった
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近藤さんに引き取られたAは、彼らとともに江戸へ上京し、真選組という警官が武装した組織の上位角になった
そしてそんなある日…地球に最初にやってきた天人《戌威星》の大使館が爆発し、真選組が追っている男と仲間と思われる三人が逃げ出した
そんな逃げる彼らを…その近くのビルの窓で双眼鏡から睨みつけていたのは、我らが真選組の副長土方十四郎
土「とうとう尻尾出しやがった、山崎何としても奴らの拠点抑えてこい」
山「はいよ」
山崎と呼ばれた男は早足にその場を去り、その場に残された土方はタバコで一服しながら、真選組が追っている男…桂小太郎の手配書を見た
土「天人との戦で活躍したかつての英雄も天人様々の今の世の中じゃただの反乱分子か…おまえみてーに改心すればよかったんだけどなぁ」
『……あいつは改心するような綺麗な心は持ち合わせてないんだろうさ。あったらこんなことしていないだろ?』
土「……そらそーだな」
独り言のように言った土方の言葉に返事をしたのは、窓から少し離れたところにいた真選組の隊服を着た桜色の長い髪の女性…春桜A
すると土方は、手に持っていた紙をぐしゃぐしゃにして、Aの足元に人を馬鹿にしたようなアイマスクをつけて寝むる少年に投げた
その紙は軽くトンと当たった
土「オイ、総悟起きろ。お前、よくあの爆音の中寝てられるな」
今まで寝ていた少年…沖田総悟は、むくりと眠たげな表情で体を起こした
沖「爆音って…テロ防げなかったんですかぃ?なにやってんだぃ土方さん真面目に働けよ」
土「もう一回眠るかコラ!」
沖「無視)A、今度はどこの大使館だったんですかぃ」
『…戌威星だ』
土「無視してんじゃねーよ!」
『落ち着けよ土方…これじゃあ話が進まないだろ』
土「ウッ)…すまん」
青筋を立てながら怒りに震える土方を、Aがなだめつつ話を進めていく…もう手慣れた仕事である
沖「ありゃりゃぁ地球に最初に来た天人じゃないですかぃ江戸城に大砲ぶち込んで無理矢理開国させた奴らのお家によくもまぁやりやしたねぇ…。こりぁあ面倒なことになりそうでさぁ」
『ふんっ…天人の館がいくらフッ飛ぼうが知ったこっちゃない』
土「ああ…連中泳がして雁首揃ったところをまとめて叩き斬ってやる。真選組の晴れ舞台だぜ楽しい喧嘩になりそうだ」
そうして土方はニヤリと笑った
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こより(プロフ) - 今日はじめて読みました!とても面白かったです!しかもなんと私と主人公の誕生日が一緒でした!メチャ嬉しかったです笑主人公ほどのかっこよさは持ち構えてはいませんけどね笑今後も頑張ってください! (2016年7月31日 0時) (レス) id: cdeb8fd85a (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 凄く、面白いです! 作者さん、ばんざーーーーーい\(^∀^)/ (2015年8月31日 15時) (レス) id: 37031e196d (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - 銀弥様と珍生物まきまきー@ナルト展行きたい様の指摘を修正しました!見るのが遅れてできてなかったんですが、やっと見て修正しました!ごめんなさいでありがとうです! (2015年8月11日 23時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
珍生物まきまきー@ナルト展行きたい(プロフ) - 18訓の所の「攘夷志士、「攘夷獅子」になってますよ。 (2015年6月16日 10時) (レス) id: df17257857 (このIDを非表示/違反報告)
銀弥 - ズラじゃなくヅラですよ (2015年6月13日 21時) (レス) id: 46615e9671 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215
作成日時:2015年4月19日 0時