第十六訓 ページ18
前回のあらすじ…恐怖のメール(笑)
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翌日の昼頃…
Aはその日の仕事を全て終わらせて、隊服ではなく着物を着て門の前に立っていて、そばには土方と沖田と近藤がいた
『それじゃあ、行ってくる』
土「…ああ」
沖「…気をつけて行って来てくだせぇ」
近「…早く帰ってくるんだよ!」
三人の少し焦ったような言いように違和感を感じて、Aは一度、大きくため息を吐いた
『決して…これから俺が会いに行くやつらを逮捕しようとついてきたり
土「Σぎくっ」
面白そうだからついて行こうとしたり
沖「Σうぐっ」
心配だからってついて来ようとはするなよ
近「お父さん!絶対に許しませんよ!(泣)」
もしついてきたら、一週間は口をきかないからな』
少し強めにそう言うと、三人は一斉に顔を青くした
土「チッ…しゃーねーなぁ」
沖「一週間もAと口がきけなのはいやでさぁ」
近「Aちゃーん!行かないで〜!(泣)」
『無視)夕食までには帰ってきま〜す』
最後の近藤の言葉は無視して、Aは目的地に向けて移動を開始した
死神桜移動中……
しばらく歩いてついたのは、大きく《よろず屋銀ちゃん》と書かれた看板のある二階建ての建物で、Aは外に設置された階段から二階に登ってインターホンを押した
すると、出てきたのは黒髪眼鏡の地味目の少年…志村新八で、Aをみると一瞬顔を赤らめた
『……なにか?』
新八(新)「なにも!依頼ですか!?」
『ここの店主…わかりやく言えば、銀色の天パで死んだ魚みたいな目のアホズラな感じの男に会いに来たんだが…いるか?』
新「ああ、銀さんですか?居ますよ」
『呼んではもらえないだろうか』
そんな話をしていると、建物の中の方から椅子から立ち上がるような音が聞こえて、早足で歩く音が近づいてきた
その音の発生源がAの前に姿を表した時、Aは自然と…無意識のうちに口角をあげた
『……久しぶりだな。銀時』
銀「……ああ……ほんとに…ずっと心配させやがって…」
そう言うと銀時は近づいてきて、Aの前にいる新八をどかし、Aを抱きしめてして、Aもそれに応じるように銀時を抱きしめた
銀「っとに……心配させやがって…」
『すまない銀時…待たせてしまったな…』
二人は確かめ合うように抱きしめ合い、よく現状が理解できていない新八だったが、いつもは見せない銀時の雰囲気と表情に、ただただその現状を見守っていた
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こより(プロフ) - 今日はじめて読みました!とても面白かったです!しかもなんと私と主人公の誕生日が一緒でした!メチャ嬉しかったです笑主人公ほどのかっこよさは持ち構えてはいませんけどね笑今後も頑張ってください! (2016年7月31日 0時) (レス) id: cdeb8fd85a (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 凄く、面白いです! 作者さん、ばんざーーーーーい\(^∀^)/ (2015年8月31日 15時) (レス) id: 37031e196d (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - 銀弥様と珍生物まきまきー@ナルト展行きたい様の指摘を修正しました!見るのが遅れてできてなかったんですが、やっと見て修正しました!ごめんなさいでありがとうです! (2015年8月11日 23時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
珍生物まきまきー@ナルト展行きたい(プロフ) - 18訓の所の「攘夷志士、「攘夷獅子」になってますよ。 (2015年6月16日 10時) (レス) id: df17257857 (このIDを非表示/違反報告)
銀弥 - ズラじゃなくヅラですよ (2015年6月13日 21時) (レス) id: 46615e9671 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215
作成日時:2015年4月19日 0時