第二百三十二幕…襲撃の手掛かり ページ9
炎真達が病院から去った後、A達はリボーンの話を聞いていた
獄「で…どんな手掛かりがあったんスか？」
リ「山本は意識を失う間際に、血でメッセージを残したんだ」
『メッセージ…？』
リ「ああ。だが、大部分が消されていた…
しかしその横に、小さなひらがなで書かれた“でりとと”って文字が確認できたんだ」
了「でり…とと？」
リ「わけわかんねーだろ？俺も最初はわかんなかったが、ローマ字にしてみると…“
これはイタリア語で“罪”という単語だ」
了「つみ？」
獄「そう言われてみりゃたしかに！！」
ク「…うん」
『だけど…それがどういう…意味なのか…』
リボーンは、ここからが一部のボンゴレ幹部しか知らない最高機密だという
リ「“罪”というのは、ボンゴレのボスが継承式で代々受け継がれる小瓶の名称だ」
ク「…小瓶？」
それは…
伝承では、小瓶の中身にはその忘れてはならない戦いで流された…血が封じられているという
『血…どうして…？』
了「だがなぜ、その文字を山本は残したのだ…？」
リ「犯人は罪と関係している。恐らく、奴の目的だな
そして罪が目的ならば、罪が表に出る…つまり第三者の目にふれるのは、継承式の時だけだ
犯人は必ず継承式に現れる
もっとも、行われればの話だがな」
『行わ…れれば？』
獄「何を言ってるんです？」
リ「ツナは、ボンゴレのボスを継がないと決めた。継承式は中止だ」
リボーンの言葉にそのことを知る本人達以外は驚きを隠せず、俯いたままの綱吉を見る
綱「俺…９代目に継承式を開いてもらう
犯人はきっとまた俺の友達を…仲間を襲ってくる。それだけは許さない！
山本をあんな目にあわせた奴を…絶対に捕まえるんだ！！
俺は継承式へ行く！！」
そう…強く宣言した綱吉の目には、確かな決意の色があった
『ツナ…任せて
絶対に…犯人を捕まえて…見せる！』
そしてまた、ツナと…そして、炎真と…みんなで笑おう
言葉なくそう心で告げたAは、窓から見える空を見上げて…明日に向けて決意を新たにした
それが、また…新たな試練の始まりだということを…今はまだ知らない
第二百三十三幕…未来と過去と仲間達→←第二百三十一幕…突然の襲撃
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ミリア - 返事ありがとうございます気長に楽しみに待ってますこれからも体にきよつけて更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月8日 17時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - ミリアさん» ご感想ありがとうございます！次に作る作品は決まっているので作れるかは分かりませんが、もし作るなら「リボーンの世界に高杉兄妹トリップ」ってところですかね？なかなか続きは書けませんがごゆるりとお待ちくだされば幸いです！ (2017年8月6日 23時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で今後の展開が気になりますもし他の作品を作る予定ならリボーンの作品でアニメKか銀魂の作品でリボーンの世界にトリップした銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張ってくださいね (2017年8月4日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも応援し続けます！ (2017年4月26日 23時) (レス) id: cd89a87204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2017年4月26日 22時
