第二百三十幕…約束の代償 ページ6
全てを話し終え、Aは俯いたまま黙ってしまう
たとえ自分の意思ではなくても、約束を破ってしまったという思いが…Aの中で罪悪感として渦巻いている
綱「…A」
『……私は…怖いの
炎真に…どんな顔して…会えばいいのか
炎真に…拒絶されて…しまわないか…』
綱「俺さ、なんて言っていいかなんてわかんないし、Aの事傷つけちゃうかもしれないけど…」
Aを傷つけてしまうかもしれない恐怖が迫ってくる中、綱吉は…意を決したように口を開く
綱「エンマ君にも全部…話した方がいいよ
エンマ君が転校してきたあの日の反応は、悲しそうで嬉しそうに見えた…怒ってるなら怒るはずだよ！！
だから俺は、エンマ君はAの事…ずっと待ってたんだと思うんだ！！」
『……炎真…待ってて…くれた？』
綱「それに、時々エンマ君は、俺にAちゃんの様子とか聞いてきたりするけど、その時も…どこにも怒りの感じはなかった」
『…怒ってない？』
綱「うん…大丈夫だよ」
悲しげな表情だったAは、綱吉の言葉に徐々に明るくさせていって…
『ツナ…私明日…学校に行く。そして…炎真に謝る』
綱「っうん！！」
『……聞いてくれて…ありがとう
もう暗いし…近くまで…送る？』
綱「ううん、大丈夫だよ！！」
『そう…じゃあ、気をつけてね』
綱「うん！また明日」
そうして、綱吉はAの家をあとにした
Aは再び自宅内に戻り、明日の準備を始める…
だが、闇の中では刻一刻と…事態は進行している
「ああ……哀れな龍…
今度こそ…あなたを迎えに行きます
哀れで…美しく…醜く……儚い
私の愛しき…龍」
ヌフフフフ…
闇夜に浮かび上がるは、スペードマーク…
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ミリア - 返事ありがとうございます気長に楽しみに待ってますこれからも体にきよつけて更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月8日 17時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - ミリアさん» ご感想ありがとうございます！次に作る作品は決まっているので作れるかは分かりませんが、もし作るなら「リボーンの世界に高杉兄妹トリップ」ってところですかね？なかなか続きは書けませんがごゆるりとお待ちくだされば幸いです！ (2017年8月6日 23時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で今後の展開が気になりますもし他の作品を作る予定ならリボーンの作品でアニメKか銀魂の作品でリボーンの世界にトリップした銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張ってくださいね (2017年8月4日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも応援し続けます！ (2017年4月26日 23時) (レス) id: cd89a87204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2017年4月26日 22時
