第二百六十六幕…代理戦の始まり ページ43
代理戦争当日…
《バトル開始1分前です》
着けられた腕時計から鳴ったその音声に、自然と身体に緊張が走る
ヨ「いよいよね…A」
『姫様…必ず、あなたに…勝利を』
ヨ「ありがとう…無茶だけは、しないで」
『……ごめん…みんな…ツナ』
《バトル開始です。制限時間は10分》
誰もいない屋上で大空を見上げたAは、頬から流れた一粒の雫とともに…その場から消えた
残り時間が3分をきった頃、並盛中の一角にて…
リボーンチームの獄寺＆山本、時計を壊された了平
嵐のアルコバレーノ…
そんな彼らの元に、それは降り立った
ズン！！
獄「んな、なんだ！？」
山「何かが降って…！！」
『……見つけた』
獄寺と山本と了平、そして雲雀とフォンは目を見開く
そこに居たのが、龍の腕でヨナを抱えたAだったからだ…もちろん、味方としてではなく敵として
現れたAに警戒する彼らに、ヨナを降ろしてから拳を向けた相手は…雲雀だった
『雲雀さん…お相手、お願い』
雲「へぇ…面白いね」
獄「なっ！俺らは無視か！！」
山「落ち着けよ、獄寺」
了「龍神は別の者の代理なのだろう？何故ここに」
雲「無駄話はいらない。いくよ」
向けていた標的をすぐAに切り替えた雲雀は、トンファーを振りかぶる
その隙にと、獄寺と山本と了平は綱吉を探すためにその場を離れていった
目の前で行われる激しい攻防に目を向けながら、フォンはヨナの前に降り立ち、ヨナはそんなフォンに視線を合わせるようにしゃがむ
風「はじめまして。私は嵐のアルコバレーノ、フォンと言います」
ヨ「私は龍のアルコバレーノ、ヨナ。敵同士ではあるけど、仲良くしてもらえれば嬉しいわ」
風「そうですね。それで、彼女があなたの代理の方ですか？」
ヨ「ええ。ボンゴレ龍の守護者で四龍…龍神A」
風「ああ、彼女があの…あとの方は？」
ヨ「いないわ…あなたの所と同じね」
風「なるほど…そうですか」
互いに穏やかに会話しているようにも見えて、その中から情報を得ようとさぐり合う…会話の中でも気の抜けない状況の中で…
パアン…ッ
戦闘中の二人の方から独特の発砲音が周囲に響き、Aの龍の腕の反対には銃口から煙をあげる拳銃…
それを受けたらしい雲雀は、トンファーに銃弾がめり込んでいた
《戦闘終了です》
同時に、腕時計がその日の戦闘の終わりを告げた
第二百六十七幕…脅威のチームと同盟→←第二百六十五幕…開戦前日
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ミリア - 返事ありがとうございます気長に楽しみに待ってますこれからも体にきよつけて更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月8日 17時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - ミリアさん» ご感想ありがとうございます！次に作る作品は決まっているので作れるかは分かりませんが、もし作るなら「リボーンの世界に高杉兄妹トリップ」ってところですかね？なかなか続きは書けませんがごゆるりとお待ちくだされば幸いです！ (2017年8月6日 23時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で今後の展開が気になりますもし他の作品を作る予定ならリボーンの作品でアニメKか銀魂の作品でリボーンの世界にトリップした銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張ってくださいね (2017年8月4日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも応援し続けます！ (2017年4月26日 23時) (レス) id: cd89a87204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2017年4月26日 22時
