第二百六十一幕…強豪の黒(続) ページ38
続き
いつものように怒りを怒声とともにまき散らすスクアーロを無視し、ザンザスはオロオロとスクアーロの頭を見上げるAの名を呼んだ
ザン「A…来い」
『ぇ…でも…』
スク「あ"ー…俺ぁいつもの事だから気にすんなぁ」
『…それなら』
スクアーロの心配させまいとする言葉に安心したAは、ザンザスの呼び声に答えて駆け寄る
それを見ていたスクアーロは、ザンザスの表情がわかりずらく緩むのを見届けて部屋をあとにした
一方、Aはザンザスの側につくとすく横に座り、酒を煽るザンザスを見つめた
『ヴァリアーは…マモの代理…なの？』
ザン「ああ…お前は」
『私は…龍の代理』
ザン「龍…」
『うん……戦いたく、ない…けど…負けられない、から…』
ザン「…本気で来い。手加減なんかすりゃあ、お前からかっ消す！」
『…うん。ありがとう』
ハッキリ暖かい言葉ではなかったけれど、これが彼なりの優しさだということを…Aは知っていた
静かになった空間でAがザンザスのお酒を注いでいると、帰ってきたベルフェゴールの他に聞き覚えのある声が近づいてくる
ベル「ししっ、ボース♪みあげっ」
その言葉と共に彼の腕ながら投げ捨てられたのは、なんと綱吉で…投げられた拍子に受け身も取れずに畳に潰れる
綱「いででで…何でヴァリアーが？ってか、ボスって…」
『ツナ…？』
綱「え？A！？」
Aに声をかけられたことで存在に気づいた綱吉が勢いよく顔を上げたことで、目の前の光景に気づく
そして綱吉が現れた事で、Aによって和らいでいた空気は消え去り…ザンザスからは重い怒気が放たれる
綱「ひっ！ザ…ザンザス！！に…日本に…来てたの…？
そ…それに、何でAまでここに…」
『えと…ディナーに、誘わ…れて』
マモ「あのね、ボス
やっぱり、こいつがリボーンの代理だよ。ボクの言った通りさ」
綱「代理って…えっ、まさか！！
マーモンの代理で、ヴァリアー来たのー！？」
マモ「決まってるじゃないか」
綱「そんなー、反則だよ！！殺しのプロじゃん！！」
すると、綱吉と一緒に来ていただろうディーノとリボーンが現れて、ザンザスはさらに告げる
ザン「この代理戦争で、てめぇをかっ消す！！」
綱「Σえ"え"え"！！俺ェ！？」
その時、その場にいた全員がいっせいに頭上に気配を感じれば、そこから現れたのは…
主催者の遣いと名乗る人物だった…
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ミリア - 返事ありがとうございます気長に楽しみに待ってますこれからも体にきよつけて更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月8日 17時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - ミリアさん» ご感想ありがとうございます！次に作る作品は決まっているので作れるかは分かりませんが、もし作るなら「リボーンの世界に高杉兄妹トリップ」ってところですかね？なかなか続きは書けませんがごゆるりとお待ちくだされば幸いです！ (2017年8月6日 23時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で今後の展開が気になりますもし他の作品を作る予定ならリボーンの作品でアニメKか銀魂の作品でリボーンの世界にトリップした銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張ってくださいね (2017年8月4日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも応援し続けます！ (2017年4月26日 23時) (レス) id: cd89a87204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2017年4月26日 22時
