第二百五十八幕…それぞれの代理 ページ35
虹の代理戦争の開催が知らされた翌朝…
リボーンとその代理を頼まれた綱吉は、獄寺と山本と共に戦いに備えてメンバーを集めていた
そんな彼らの前に現れたのは、六道骸率いる黒曜メンバー達
そして、そんな彼らに代理を頼んだ…
天才的頭脳を持つ雷のアルコバレーノ…“ヴェルデ”
二人は互いに堂々と悪口を言い合うほどパートナー的相性は良くないが、戦闘面においてはリボーンに厄介と言わしめるほど
ヴェ「ともかく我々は」
骸「あなた達の敵となる」
宣戦布告した彼らがそのまま去って行こうとするのに、綱吉は慌てて止めた
綱「待って、骸！！クロームはどうするんだ！！」
骸「預かっていてもらいたい。今のクロームは嫌いだ」
綱「何言っているんだ！！
でもクロームは、お前を信じてここまで…」
骸「大事に扱ってください」
『大丈夫』
骸と綱吉以外の…この場にいた以外の第三者の声に驚きながらも振り返れば、そこにはしばらく姿を消していた者の姿が…
綱「な、A！？いつ戻って…いや、それより大丈夫ってどういうこと！？」
『骸と約束…してたから』
骸「ええ。それより今は…Aに聞きたいことがあります」
リ「俺もだぞ。A、お前はどこの勢力に…誰の代理になるつもりなんだ？」
獄「何言ってんすか、リボーンさん！！
緋龍王の生まれ変わりである10代目がリボーンさんの代理なんだから、こっちにつくに決まってんじゃないっすか！！」
綱「え、えっと…そうなんだよね…A？」
綱吉が自信なさげに…それでいてどこかで“断らないだろう”という自信を持ちながら聞けば、Aはバツの悪そうに目線をしたに下げた
ヨ「残念だけど、Aは私についてくれたの」
再び聞こえた…そして聞いたことのない声に戸惑いを見せる周りに目もくれずに、その人物はAの背後から現れる
真っ赤な…暁時のような赤い髪色の綱吉達と同い年くらいの少女で、その紫色の瞳には…見た目に合わない覚悟のようなものを秘めていた
そして、その首には真っ白なおしゃぶり…
綱「…え？」
リ「何者だ？」
骸「アルコバレーノ…の、ようですが」
ヨ「はじめまして。私は、Aに代理を頼んだ龍のアルコバレーノ…ヨナ」
少女…ヨナは、綱吉達と骸達を見眺めてニコリと微笑んだ
リ「龍のアルコバレーノなんて聞いたことねえな」
ヴェ「それに、なぜ赤子の姿でないのだ？呪われている訳では無いのか！？」
続く
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ミリア - 返事ありがとうございます気長に楽しみに待ってますこれからも体にきよつけて更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月8日 17時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - ミリアさん» ご感想ありがとうございます！次に作る作品は決まっているので作れるかは分かりませんが、もし作るなら「リボーンの世界に高杉兄妹トリップ」ってところですかね？なかなか続きは書けませんがごゆるりとお待ちくだされば幸いです！ (2017年8月6日 23時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で今後の展開が気になりますもし他の作品を作る予定ならリボーンの作品でアニメKか銀魂の作品でリボーンの世界にトリップした銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張ってくださいね (2017年8月4日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも応援し続けます！ (2017年4月26日 23時) (レス) id: cd89a87204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2017年4月26日 22時
