第二百五十二幕…雲の訪問者 ページ29
クロームについての話が終わったところで、骸は何かを思い出したように口を開く
骸「A、未来で僕の弟子だとほざいていたおチビを覚えていますか？」
『えっと…あの、カエル頭の…ヴァリアーの？』
骸「ええ。それで、今度僕自ら迎えに行くつもりなのですが…一緒に行きませんか？」
『迎えって…どこに？』
骸「居場所はわかっています。フランスの秘境、ジュラという場所です」
『フランス…けど、いいの？』
骸「ええ…その、Aとちょっとした旅行にでも行きたいと思ったのですが…」
『…ありがとう。楽しみに…してるね』
骸「え、ええ！楽しみですね！
(Aが来てくれるならおチビなんて二の次です！！)」←
ぐぅう〜…
なんて音が部屋に響きわたった
その音の発生源…骸は慌ててお腹を抑えた…が、なってしまった後なので手遅れ
だがAは、何事も無かったかのように時計を見る
『もう…お昼』
骸「そ、そうですか！Aと話をするのが楽しくて、時間が過ぎるのを忘れてしまいましたね！？」
『…けど、学校…』
骸「僕なんて、牢 獄に入ってから行ってませんから」
『……そう、だね』
Aは、ヴィンディチェの牢 獄に長い間入っていたという事実に少し暗くなるけれど、既に出ているという事実に再び顔を上げる
『あの……朝作りすぎたの…ハンバーグ…あるけど……食べてく？』
骸「い、いいんですか！？では…」
雲「もらうよ」
突然二人の会話に割って入ってきた声に驚き振り向けば、何食わぬ顔で一人用のソファーに座る雲雀の姿があった
骸「Σ雲雀恭弥…いつからそこに！？」
雲「君がフランスの話をし始めた時からだよ
六道骸が自分のナワバリにいないから、ここだろうと思ってきたんだ」
『気づかな…かった。どこから…入って？』
雲「二階の窓から」
骸「不法 侵入じゃないですか！！」
雲「並盛にあるものは全て僕のだよ」
骸「なんて自己中心的な…」
リ「俺も食ってっていいか？」
そしてさらに会話にまじってきた声に三人が振り返れば、少し離れた場所にある椅子に座っているリボーンの姿があった
『リボーンさん…いつから？』
リ「骸がAの顔に顔を近づけた時からだぞ♪」
雲「君たち…不順異 性 交遊で咬み殺すよ？」
骸「っ…何なんですか君たちはッ！！」
結局三人はAの手作りハンバーグを食べたあと、骸はリボーンにクロームのことを任せてから解散になった
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ミリア - 返事ありがとうございます気長に楽しみに待ってますこれからも体にきよつけて更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月8日 17時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - ミリアさん» ご感想ありがとうございます！次に作る作品は決まっているので作れるかは分かりませんが、もし作るなら「リボーンの世界に高杉兄妹トリップ」ってところですかね？なかなか続きは書けませんがごゆるりとお待ちくだされば幸いです！ (2017年8月6日 23時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で今後の展開が気になりますもし他の作品を作る予定ならリボーンの作品でアニメKか銀魂の作品でリボーンの世界にトリップした銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張ってくださいね (2017年8月4日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも応援し続けます！ (2017年4月26日 23時) (レス) id: cd89a87204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2017年4月26日 22時
