第二百四十六幕…霧の異変 ページ23
骸がデイモンを倒し、クロームが目を覚ました
『クローム…大丈夫？』
ク「うん…骸様は！？」
綱「骸ならデイモンを倒して、さっき君の体から自分の体に帰ったよ」
ク「ボス…骸様が、D・スペードを倒した…？」
『うん…ほとんど無傷で…疲れたみたいだけど…余裕な顔してた』
綱「やっぱり強いよね、あいつ！」
ク「骸様…よかった」
自分の耳にある霧のボンゴレギアであるイヤリングに触れ、安心したように呟いた
獄「ったく、変な奴だぜ…龍神もクローム髑髏も
捕まってたのはおめーらだってのに」
山「ハハハッ、確かにそーだな！なのに他人の心配ばっかりしてさ」
ク「『え…』」
綱「本当だ」
ラ「おんぶしろ！！」
『ランボ君…引っ張ると…苦しい』
綱「も〜、ランボはすぐ調子に乗る！」
全員が和やかな雰囲気に包まれ、これで終わったと安心しきった時…
バサササ！
突然の羽音に驚き見上げれば、クロームの匣アニマルであるムクロウがいた
「おかしい…」
『え…！？』
綱「ムクロウ！？」
山「今、しゃべったよな！」
獄「オウムじゃねーんだから、そんなはずは！！」
ム「困りました」
『けど…この声は』
ク「骸様！！」
そう、ムクロウの口から放たれた声は、先ほど自分の体に戻ったはずの六道骸のものだった
ム(骸)「先ほどの戦いで力を使い果たした今の僕には、ムクロウに憑依するのが精一杯でしてね」
綱「骸…一体どうしたんだ？」
ム(骸)「トラブルが起きました
『戻れない…って』
リ「どういうことだ」
ム(骸)「体に戻るあと少しの所で、ブロックされるのです」
綱「そんな…」
すると、炎真の守護者である加藤ジュリーが目を覚ましたが…その精神はデイモンではなく…
ク「この人…もうD・スペードじゃない…」
リ「どうやら加藤ジュリーは、デイモンの呪縛から解放されたみてーだな
それにしてもおかしいぞ…勝負がついたのにヴィンディチェが現れねえ」
綱「そ…そういえば！！
どんな勝負の後でもすぐ現れたのに、どうしたんだろう？」
ム(骸)「未だかつてこのような事は一度もありませんし、考えも及びませんでしたが…考えられる可能性が一つだけある
僕の精神がクロームに憑依している間に、空の器となった僕の肉体があの男に乗っ取られた！！」
及びもつかなかった最悪の状況に…全員が息を飲んだ
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ミリア - 返事ありがとうございます気長に楽しみに待ってますこれからも体にきよつけて更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月8日 17時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - ミリアさん» ご感想ありがとうございます！次に作る作品は決まっているので作れるかは分かりませんが、もし作るなら「リボーンの世界に高杉兄妹トリップ」ってところですかね？なかなか続きは書けませんがごゆるりとお待ちくだされば幸いです！ (2017年8月6日 23時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で今後の展開が気になりますもし他の作品を作る予定ならリボーンの作品でアニメKか銀魂の作品でリボーンの世界にトリップした銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張ってくださいね (2017年8月4日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも応援し続けます！ (2017年4月26日 23時) (レス) id: cd89a87204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2017年4月26日 22時
