第二百三十九幕…大空と龍と大地(続) ページ16
続き
綱吉と炎真の周囲に炎の膜のようなものが現れ、互いのリングが共鳴する
炎「最初に会った時は、封印をし忘れてね。僕も驚いた」
綱「なぜだエンマ！！お前みたいな奴が、なぜこんなことを！！」
炎「君がそうしたんじゃないか
僕は君を見てきた。君に会うまで、ボンゴレの10代目はもっと怖くて憎らしい人だと思ってたけど、会ったら想像と違ったよ。なんだか僕と似ていた
だからツナ君は、今までのボンゴレとは違うって…君とならわかり合えるって思ってたのに
なのに君は！！」
思い切りぶつかったはずの綱吉は、炎真のパワーに負けて天井に叩きつけられる
『ツナ！！』
鈴「脆いな、ボンゴレ。これでもまだ、未完成の力だぞ
シモンリングと初代シモンの血は、7日ほどで完全に馴染む。つまり今の能力は、完全なる覚醒状態の1/7にすぎない」
炎「どうしたの？僕を倒すチャンスは、今しかないんだよ
一週間後には、君は僕に指一本触れられなくなる」
するとそんな場所に、ヴァリアーのメンバーとディーノが入ってくるが…氷の刃の様なものが彼らを囲い込む
そして、そんな炎真の前に…Aは立つ
『炎真！！もう…やめて！』
炎「Aちゃん…さっきから言ってるよね？これは、シモンの誇りを取り戻すための戦いなんだ」
『こんなの…悲しみの連鎖しか…生まないよ』
炎「それでももう…立ち止まれないんだ」
『ッ…こんなことしても…炎真の家族は…ぅあぁっ！！』
何かを言おうとしたAだったが、寸前で炎真によって横の壁に叩きつけられてそのままさらに重力をかけられ…龍のリングが音を立てて割る
炎「Aちゃん…ごめん
けど僕は、シモンのために…僕自身のためにボンゴレと戦うんだ」
『っ……えん…ま』
綱「A！！」
『……ッ…ナ』
Aは朦朧とする意識の中で、天井に貼り付けにされた綱吉に手を伸ばす
しかし、その手は届くことなく意識と共に地面に落ちる
炎「帰ろう、アーデルハイト。簡単に殺しちゃいそうだよ
一瞬で殺してしまったら、シモンが背負わされたのと同じ苦しみを味わわせられない」
鈴「そうだな。息の根を止めることなどいつでもできる。奴らに味わわせるべきは、生き地獄」
続く
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ミリア - 返事ありがとうございます気長に楽しみに待ってますこれからも体にきよつけて更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月8日 17時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - ミリアさん» ご感想ありがとうございます！次に作る作品は決まっているので作れるかは分かりませんが、もし作るなら「リボーンの世界に高杉兄妹トリップ」ってところですかね？なかなか続きは書けませんがごゆるりとお待ちくだされば幸いです！ (2017年8月6日 23時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で今後の展開が気になりますもし他の作品を作る予定ならリボーンの作品でアニメKか銀魂の作品でリボーンの世界にトリップした銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張ってくださいね (2017年8月4日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも応援し続けます！ (2017年4月26日 23時) (レス) id: cd89a87204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2017年4月26日 22時
