#26 ページ27
安田side
とりあえずマルが怖がってることが分かって
あまり刺激にならないと思うからって
マルの看病をすることに。
夜中にやっと目を覚ましたマル。
安｢マル大丈夫？安田やけど…。｣
丸｢ぁ…章ちゃん…っごめん。｣
少し怯えた目で謝ってきたけど
体力も底付いているからかさっきのようなことは無かった。
安｢さっき怖い夢でも見たん？｣
丸｢……うん。皆に悪口言われて、メンバーなんて恥やって言われた…っ…ハァハァ…｣
安｢落ち着き落ち着き…｣
背中をゆっくり摩ってあげる。
安｢マル、相当傷ついたんやなぁ。そりゃしんどい時にあんだけ怒られたら傷付くよな。1人でしんどいの我慢してたのにごめんなぁ気づかんと見てるだけになったもうて…。｣
丸｢章ちゃんは何回も助けてくれたやん…。｣
安｢マルの傷は深いと思う。でもこれは忘れんといてほしい。皆マルのこと大好きやからな？やから皆村上くんの家集まってんねんけどな(笑)｣
丸｢うん…。信ちゃんは？？｣
安｢村上くんなら大倉のことみてるよ〜。何やかんや大倉も熱高いねんてさ。同じ菌貰ったんかもなぁ。｣
丸｢心配やなぁ……おーくら。｣
安｢マルの方が高いんよ？もー40度超えてきそうやけど大丈夫なん？｣
丸｢大丈夫…もう元気…。｣
安｢んなわけないやろ…今寒い？暑い？｣
丸｢……。もうよくわかんない…しんどいつかれた…寝る…。｣
安｢おん…。おやすみ…。｣
もう元気と言うた割には
しんどさの余り珍しく弱音を吐いてまた寝てしもた。
酸素マスク付けられて点滴されて苦しそうに胸を上下させて
こんなマル初めて見るからどうしたらいいんか分からへん…。
どうしたら前に進めるんやろうか。
安｢たまには甘えてきてもええねんで？頑張りすぎやねんマルは。年下の僕でいいなら甘えてーや。本音聞かせてよ…。｣
そんな独り言は虚しく宙を舞った。
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蒼乃碧(プロフ) - 初めまして！完結おめでとうございます！一時はどうなるかと心配しましたが、元気になったし、雨降って地固まるで大団円で素敵なラストで良かったです(〃ω〃) (2017年11月16日 1時) (
レス) id: d425ec1830 (このIDを非表示/違反報告)
奏音 - 読みました。 続きがとても気になります。 更新頑張ってください。 (2017年10月8日 6時) (レス) id: 091ac32f5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eighter_moeka | 作成日時：2017年10月5日 0時
