特級教師、最強泣かせたってよ。【呪術廻戦】

《31》森本の恋バナ ページ34

「…家入さん、す」



『…家入？』



「…うす」



『硝子のこと？』






金髪が映える白い肌が真っ赤になった。



顔から耳、なんなら首まで赤くなる。



真っ赤になったまま、コクンと頷いた森本。



高身長の細身な森本を可愛いと思ったのは初めてだった。



(森本は別にヒョロくはないです、


普通にちょうど良い筋肉のイケメンです)



硝子…！！







『やだ、言ってくれればよかったのに！』



「…なんか、恐れ多くて、」



『なに、なんで好きなの？』



「姐さんが、…姐さんが頼る人って限られてるじゃないっすか。



…姐さんが頼ってる人ってどんな人だろーなって見てたら、



…いつの間にか、？



姐さんが信用してる人じゃないと好きになれないみたいっす。



告白されて付き合っても駄目だったので…。



家入さんが初めてです」







きゃー！！！とか言いたいけど、人を好きになる理由が私はやばい。



森本、お前自覚ないだろうけどめちゃくちゃモテてんぞ。



私は若干顔面真っ白くなりながら、森本…、と呟いた。







「…はいっす、」



『森本の夢、正夢かもね』



「！？……姐さんを殺すとするやつが！？誰っすか！」



『森本輝正』



「森本輝正！？



…俺！！？」



『もう良いや、早く任務行こ…』






私はゲンナリして、1人で大混乱する森本を置き、



これからの大量の任務のために車を出た。

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