渋谷さんの添い寝担当？ (ページ39)

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「いや…」
「俺そーゆーやつやねんけど…」
「お前は添い寝契約ん頃、毎日おったやろ？」
「そのせいなんかなぁ…」
ふわっと渋谷さんの体温に包まれる。

「お前がおらんベッドで寝るの、何か嫌やったわ。」
「俺も無理しとってん。」
「勉強の邪魔だけはせんようにって。」
「俺のがだいぶ年上なんやから、理解してやらなって。」

「…一緒に住まん…か？」
「こっから学校近いやろ？」
「家事とか一切やらんでええし。」
「平日は添い寝だけでええから。」

驚きすぎて言葉が出ない…。
ほんとに？
ほんとにいいの？
渋谷さんも一緒にいたいって思ってくれてるの？
同じ気持ちだって思っていいの？

「嬉しい…」
「ありがとう。渋谷さん。」
大好きって気持ちを込めてぎゅっと抱きつく。