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「だって…飲み会の時の勘違いさせる行動って私の事ですよね？」
「それこそミユちゃんやねんけど。」
「腕とか組まれたけど、変に振り払うんも出来んかったからさ。」
「普段から社内メールとかで誘い来るんやけど、毎回断って態度で示しとるつもりなんやけどね。」
いや…嘘でしょ？
こんな事ある？だって…
「私と話す時だけ態度違ったじゃないですか…。」
さっきまで怒ったように話してた課長の顔が一気に赤くなる。
「それは…意識しすぎて…。」
「公私混同はアカンし、好きな気持ち隠さなと思ったらどんどん不自然になってもうて…。」
花束の向こうに見える赤面した課長の顔に何だか心が溶かされていくみたい。
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作者名：葵
| 作成日時：2017年4月22日 8時
