わたしの王子さま。＊ 短編集

川島慶三 ( 方言* ) ページ2

.

『ねー慶。』

「どーした」

俺の彼女は

『教えてほしいの！！』

「...何を？」

『ラップ。笑』

どうやらラップに興味を持ってるらしい。


「はあ？笑 なにゆーとんの」

『だってね、まっちさんがね【ラップ上手い】って言ってたんだもん！！』

「えーー、どーしようかな」

『うちも慶みたいになりたか〜！！』

「え、なにそれ(笑)」

『佐世保弁たい♡』

「はは、勉強した？」


なるべくAといる時は標準語で喋ろうと思ってたんだけどなあ、

『ううん、前に慶が言ってるの聞いて、こういう意味かな〜って(笑)』

「そっか。じゃあ他の言葉は分からないんだ？」

『え、あ、うん...？』


だと思った。笑

頭に、はてなマークを浮かべているAの近くに行き

そっと耳元で

「Aはおいんとだけん、すいとーよ」



川島慶三でした


.


(おいんと？？どういうこと？？)

((佐世保弁 おいんと : 検索))

((佐世保弁では "俺の物"という意味))

(...慶のばか//)


＿＿＿

リクエストありがとうございました！

携帯で調べながら頑張ったので、かなり方言が違ったりするかもしれません...(‥;)

喜んでいただけたらうれしいです(*´ω`*)

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