旅行1日目！2 ページ15
電車に乗り旅館の最寄駅に着き、旅館のシャトルバスに乗り、旅館へ向かう。
私がユンギさんにゆっくりしてもらう為にとった旅館。
気にいってくれるといいけど・・・。
「着きましたよー」
と運転手さんに言われてパッと外を見れば、雪景色が綺麗な日本の伝統的な和の建物。
「わぁ・・・」
思わず息を飲む。
中に入るとヒノキのいい香りがしてリラックスができる気がした。
「ようこそおこしやすう」
女将さん？という人がパタパタと来る。
私は日本語を少し大学で勉強していたので日本語の意味はわかったがユンギさんはわかってんのかな。
「ミン様ですね〜日本語は出来ますか？」
「す、少し」
「あらまあ可愛らしい声ですねえ。ええわあ」
ほほほ。と女将さんがバシバシと肩を叩く。
に、日本の女性はパワフルだ。
「お前日本語できんの」
「少しですよ少し」
「へえ」
ユンギさんにも少しびっくりされたが、まあこんなことも出来るんだぞという意味でドヤ顏をしてユンギさんに顔を向けるとそのまま鼻をつままれる。
「ひぐ・・・やめひぇくらはい」
「わり、少し腹立ったわ」
「ひゃやくはなひへくらはい」
するとクスクスと笑っている女将さん。
「仲ええんやなあ」
「あ・・・いえ」
「カップル？で来たんですか？日本に」
「い、いえ新婚旅行です・・・」
「え？！」と声を荒げる女将さん。
「若いのに！お二人とも若いのになあ」
「ははは・・・」
ユンギさんはちょいちょいとわたしの袖を掴み
「この人は何言ってんの？」
と聞いてきた。
「あ、私たちが夫婦なのにびっくりなさってますね」
「ふーん」
聞いておいてまた興味ない風に返事をする。
すると女将さんは「旦那さん置いてけぼりやね！お部屋案内しますなぁ」と言ってくれたので、ユンギさんに行きますよ、と声をかけて二人で女将さんについていく。
しばらくパタパタと歩くと「ここがお二方の部屋ですう」と言われた。
部屋の鍵を渡され、部屋に入るとシンプルな作りの大きな和室。
奥へ進むと個室の露天風呂があり景色は雪景色で椿が凛とたくさん咲いている。
「わあ・・」
本当にすてきだと思った。
隣のユンギさんを見ると温泉に感動したのかすこしソワソワしている。
「ええ部屋でしょ」
そういう女将さんに「はい！！！」と元気よく答える。
「じゃあ後は若いお二人でごゆっくり」と言って女将さんは部屋を出た。
ユンギさんと二人きりになる。
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アラ(プロフ) - うわー｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡お帰りなさい！待ってた甲斐がありましたーー！塩ユンギさん健在でほんと嬉しいです！復活して下さってほんとありがとうございます！！！ (2018年8月15日 0時) (
レス) id: 9a7b46d95a (このIDを非表示/違反報告)
すまき(プロフ) - すごく面白いです!!ドキドキして泣けました。更新待ってます!! (2016年3月28日 22時) (レス) id: c430ab578f (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - ユンギさん物語の中で一番お気に入りです！更新楽しみにしてます頑張ってください！ (2016年3月20日 0時) (レス) id: 2bff9012ff (このIDを非表示/違反報告)
七藤 - いつもワクワクしながら読ませてもらってす(^-^)/シュガ！いいですよね！この作品読んでもっと好きになっちゃいましたよっ！これからも頑張ってください！ (2015年11月17日 1時) (レス) id: 56dfb251d5 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤(プロフ) - しゅがなっつさん» コメントありがとうございます！うわわわ！そんな数あるユンギの作品から私の作品も見てくれてありがとうございます！あまり更新できなくてごめんなさい気長に待ってもらえたらうれしいです・・・！！！！これからもよろしくお願いします！ (2015年10月29日 20時) (レス) id: 4832d6932f (このIDを非表示/違反報告)
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