69.言えなくて【JK】 ページ19
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返しそびれていたヌナのスペアキーを使って家のドアを開ける。
開いた音に気付いたヌナが走って玄関にまでやってきた。
「グク…」
その声も、その少し不安そうな顔さえも全て愛おしい。
お互いソファーに座って、少しの沈黙の後ヌナが話し出した。
「この前のことなんだけど.....テヒョンとは何もないから」
JK「なんでわざわざ僕にそんなこと言うの？」
「グクには誤解してほしくないからだよ！」
まっすぐに僕を見つめて話すヌナ。
謝ろうと思ってたのに、いざヌナを前にするとやっぱり素直に言葉が出てこない。
思ったことと反対のことばっかり言ってしまう。
ダメじゃん、僕。
「………まだ私が二次元にハマったキッカケを話してなかったよね？」
JK「……え、はい」
え？
まさか話したいことってそれなの？
ヌナは少し目線を落としてポツリポツリと話し始めた。
「私ね高校生の頃テヒョンのことが好きだったの。」
「……」
「でもその頃からテヒョンは色んな女の子と付き合ってて、聞きたくない噂や話を沢山聞いて、耐えきれなくなって自分の想いに蓋をしたの」
へぇー。
あんまり聞きたくない話を真面目に話すヌナ。
「それで二次元の……最初は漫画だったんだけど、
その主人公がテヒョンに似ててね。
それで…興味を持ち始めたのが今のオタクな私が出来る始まりだった」
つまり、二次元にハマるキッカケすらもテヒョンイヒョンだったってことだね。
それくらい想ってたってことですか。
それを今更聞かされて、この前のキスのこと思い出したら
やっぱり僕が想いを伝えたところで結果なんて分かりきってる気がした。
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uz(プロフ) - やふこさん» 寝る間も惜しんで読んでくださるなんて(私も経験あるので)感動です‼︎でも、睡眠は大事なのでちゃんと寝てくださいね^_^こちらこそ読んでくださってありがとうございました！ (2022年4月5日 17時) (
レス) id: 24702ae5ec (このIDを非表示/違反報告)
やふこ(プロフ) - 初めまして、こんにちばんはー。すごく面白くて、続きが気になって、寝る間も惜しんで一気に読んでしまいました。本当に楽しかったです。素敵な作品を作ってくださって、有難う御座います。 (2022年4月4日 22時) (レス) @page36 id: 212e3d6b6f (このIDを非表示/違反報告)
uz(プロフ) - ゆずはさん» こちらにも！ありがとうございます。Twitterはまだまだ初心者なので長い目で見てください。。 (2021年3月14日 0時) (レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - Twitterフォローしてきましたっ！！♪after story楽しみにしてます♪ (2021年3月13日 23時) (レス) id: 4a89377b71 (このIDを非表示/違反報告)
uz(プロフ) - ゆあさん» こんな文章力ない作品を面白いなんてお言葉有難いです。一応完結という形になります。テテの部分をもう少し長めに描きたかったんですが、グッと堪えました。短編もまた読んでいただけたら嬉しいです。ありがとうございました！！ (2021年1月6日 22時) (レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uz
| 作成日時：2020年12月29日 14時
