43.いつだって ページ43
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マネオンニが待つ車へ急いで、そのままマンションへと送ってもらう。
車内の窓から見える景色を見ながら、いつもと違ったテヒョンとジミンが気になって、そればっかり考えていた。
気がつけばいつもの地下駐車場に着いて、地下エントランスの前に見覚えのある黒い影を見つける。
「…ジョングクくん？」
JK「おかえり。あれ？カトク見てなかった？」
「あ、ごめん。ちょっと考え事してて」
JK「大丈夫？」
「え、ああ。うん、大丈夫だよ」
JK「僕が癒してあげようか？」
「ああ、うん…って、え？」
JK「あははは。だから、Aヌナっていつも時差あるよね。」
今のは完全に私が話をちゃんと聞いてなかったのが悪いのだけれど
それを毎回分かっててからかってくるこの人もどうなのかと疑う。
「…ほんと意地悪だよね。」
JK「ありがとう、それ褒め言葉。笑」
「わ、すっごいポジティブ。笑」
ジミンが言った言葉を思い出す。
"心配しなくてもAはきっとジョングクを好きになるよ"
ジミンがどうしてあんなこと言ったのかはやっぱり考えても分からないけど
彼の笑顔を見るとなぜか憎めなくて、あったかい気持ちになる。
昨日寝ぼけた彼にキスされたことも
朝目が覚めたら、抱きしめられていたことも
全部理由なんて分からないし、その答えを聞く勇気もない。
彼にとってはたいしたことじゃなかったかもしれない。
それなのに私の閉ざされていた心は、少しずつ溶けていってる。
でも、傷つくことを恐れて、今まで現実の恋愛からは逃げてきた私が…
そこへ足を踏み入れることは簡単じゃないんだよ、ジミン。
ジョングクくんは女性が苦手で、自分には興味がない人が良かっただけ。
だから二次元にしか興味のない私を選んだだけ。
もし本当に好きになってしまったら、それはルール違反。
私はそばにはいられないんだから。
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チャンユ(プロフ) - shoko0619さん» ありがとうございます。続きも駄文になりそうですが更新していきますので、よろしくお願いします。 (2020年12月25日 13時) (
レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - キャー！続き気になります。更新はする予定ですか？ (2020年12月24日 20時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uz
| 作成日時：2020年12月17日 11時
