16.逃れられない ページ16
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JK「まぁ僕も女性苦手だから、あの二人よりはAさんの気持ち分かるよ。」
こんな無茶な約束しといて、今更それはないよジョングクくん。
「ジョングクくん、モテるのにね。女性が苦手なんて世間が知ったらそれこそ残念だよ。笑」
JK「そんなことより、ジョングクくんじゃなくて呼び捨てで呼んでよ。あ、特別にグクでもいいよ？」
「すぐにはちょっと、でも頑張ります。」
JK「ボクはAヌナって呼ぶから。」
「え！それは恥ずかしい！結婚って言っても形式だけみたいなもんだし、、そこまでしなくても…。」
JK「…そこまでしないとあの二人には気付かれちゃうから。」
「うー…分かったよぉ」
となんだかんだまた丸め込まれる私。
JK「これで、ほんとに交渉成立だね」
もう彼から逃げられない。
いや、逃げないで向き合おうと思った。
そんな私たちを陰で見ている人がいたなんて、その時は全く思ってなかったんだ。
JK「はい。これ被ってて」
そう言って渡された、さっきまで彼がかぶっていた黒のバケットハット。
「え、なんで？」
JK「一応芸能人ってやつでしょ、僕達。いつ何が起きるか分かんないから」
そう言って彼側のドアを開けて、運転席へと移動した彼。
なんか慣れてる感じ。
今までも有名な人と付き合ったことあるのかな。
そんなこと考えながら、エンジンをかける彼の姿を見つめていたら、バックミラー越しにジョングクくんと目があう。
JK「なに？」
「ううん、なんでもない。」
ちょっとした動作も様になるなんて、口が裂けても絶対に言えない。
簡単に私の家の周辺情報を伝えれば、そのまますぐに車は走り出した。
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チャンユ(プロフ) - shoko0619さん» ありがとうございます。続きも駄文になりそうですが更新していきますので、よろしくお願いします。 (2020年12月25日 13時) (
レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - キャー！続き気になります。更新はする予定ですか？ (2020年12月24日 20時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uz
| 作成日時：2020年12月17日 11時
