15.どうしようもなく ページ15
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真っ赤な顔のジョングクくんは、呼吸を一度小さくふぅーと整えれば
JK「もっかい聞くけど、ほんとにいいんですか？」
「ほんとだってば。この一週間ほんとに悩んだけど。そのかわり約束は守ってよね？」
JK「もちろん。これからよろしく」
「…こちらこそ、よろしくお願いします。」
笑ってそう言う彼は明らかに嬉しそうにも見える。
自分のことしか考えてないくせに、そんな顔は反則でしょ。
私、完全に振り回されてるよね。
JK「ねぇ、事務所にも報告してもいい？」
「は？え、それはちょっと待って」
JK「え？なんで？」
急に彼の顔が険しくなるのが分かった。
すっごく怖いんですけど。
JK「Twitter……やっぱり呟こうかな。」
「ちょっ、それは卑怯！」
JK「ははは、うそだって。笑」
この前の愛想笑いとは違った笑顔の連続にまた不覚にもときめいてしまう。
「決めたけど、まだそこまでの覚悟は…」
JK「分かってるよ。じゃあとりあえずメンバーには報告してもいい？」
この結婚には愛があるわけじゃないのに。
「それは…うん。あの二人びっくりするだろうな」
JK「だろうね、宿舎帰ったら様子見て伝えるから、そっちに連絡あるかもね。そしたら上手いこと言ってよ？」
「上手く言えるかな、わたし嘘とか苦手だし」
JK「二次元好きなこと嘘ついてるのに？」
「嘘はついてないもん、ただ隠してたというか黙ってただけ。」
こんなことあの二人に知られたら嫌われちゃいそうだし。
JK「そーだよね、あの二人は二次元なんて無縁の世界で生きてるからね。生身の女の子にしか興味ないし」
「…うん、ほんとそう。」
だから、言えなかった。
理由はそれだけじゃないんだけどね。
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チャンユ(プロフ) - shoko0619さん» ありがとうございます。続きも駄文になりそうですが更新していきますので、よろしくお願いします。 (2020年12月25日 13時) (
レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - キャー！続き気になります。更新はする予定ですか？ (2020年12月24日 20時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uz
| 作成日時：2020年12月17日 11時
