46.心を開いて ページ46
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JK「ほら、後ろむいて」
そう言って私の後ろに座って、ネックレスをつけてくれるジョングクくん。
「……どぉ、かな?」
JK「うん、似合ってる。綺麗」
恥ずかしくて俯けば、顔上げてよと言われて目の前のジョングクくんと目が合う。
「……….ありがと。」
JK「………。」
「わたし何も用意してなくて、ごめっ_」
最後まで言う前に、触れた唇。
奪われたに近いけど、それはこの前よりも長いこと触れていて
彼の甘い香水が鼻を通り抜ける。
しばらく重なっていた唇が離れて、放心状態の私に彼は言った。
JK「これでいいです。」
「…え」
JK「クリスマスプレゼント!」
「いや、その、え?ほんとに?」
JK「なに?最後までしてくれます?」
「っ、バカ!」
ドキドキが止まらない。
好きになったって、また傷つくだけだって分かってるのに。
どうして、私を惑わすようなことするの。
JK「あ!それと名前、くん付けもいいけど飽きたんで。やっぱり呼び捨てにしてください。」
今まで何度か呼び捨てしようかと思ったことはあったんだけど
実際言おうとすると変に意識してしまいそうな自分がいて、結局出来ていなかった。
「……うー分かったよ。えっと、、グク?」
JK「なぁに、ヌナ?」
「……ふふ。何かほんとの恋人みたい。笑」
JK「……。」
「あ、ごめんね。そのっ、今のに深い意味はなくて、、ちゃんと分かってるから。」
私、何言ってんだろ。
明らかに顔色が変わったグクを見て、私は慌ててそう言ったけど彼はその後すぐに先にシャワーを浴びるね、と離れていった。
「……私、どうしちゃったんだろ。」
お風呂から戻ってきたら、彼は普通に接してくれるのだろうかと不安な気持ちで彼を待てば
戻ってきた彼は気にすることないくらい普通でホッとした。
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チャンユ(プロフ) - shoko0619さん» ありがとうございます。続きも駄文になりそうですが更新していきますので、よろしくお願いします。 (2020年12月25日 13時) (レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - キャー!続き気になります。更新はする予定ですか? (2020年12月24日 20時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:uz | 作成日時:2020年12月17日 11時