突然ですが僕達、結婚します。

23.そのためなら【JK】 ページ23

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「みんな朝早くから僕のせいで、巻き込んで本当にごめんなさい。

今回のこと…気をつけてたのに、全部自分のせいです。」




メンバーには頭を深くさげて謝るくらいしか出来なくて。



「……わがままなのは分かってるけど、僕は公表したいと思ってる。」



そこまで言って、おそるおそる頭をあげれば




JN「いいんじゃないか？公表しても。」

HK「話題性もあるし。まぁジョングクの人気に影響はあるかもだけど。笑」

NJ「いずれ誰だって結婚するんだし。その時が永遠にこないわけじゃない。そのタイミングが今だったってだけじゃないか？」



ジニヒョン、ホソギヒョン、ナムジュニヒョンは口々にそう言ってくれた。



「ユンギヒョン。さっき言ってたことだけど、グループのこと考えてなかったわけじゃないんです。ただどっちも大切で、上手く言えないけど…」



YG「お互い好きならいいんじゃねぇの？おまえが社長に反抗するくらい、本気ってことだし。」




お互い好きなら……


そうなんだよね、一番の問題はそこなんだ。



クオズの2人は相手がAヌナだからか、少し複雑そうな顔をしているように見える。



特にテヒョンイヒョンなんて酷い顔して、一言も言葉を発してない。



ジミニヒョンは、唯一このことを知ってたから


僕にだけ聞こえるように、小さく頑張れよって言ってくれた。




Aヌナ、今頃驚いてるだろうな。



とりあえず心配になって、連絡しようとスマホを開けば先に彼女から連絡が来ていて



『そっちは大丈夫？』




こんな時でも僕の心配をしてくれるなんて。



心のどこかでホッとした。



そして、やっぱりどんなことしてでもヌナと一緒にいたいって強く思った。




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