寄り添う夜 5 ページ15
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夜の終わりが近付いていた。
玲於はいつものように私を乗せて髪を撫でる。
「…交際宣言とか、…ンなバカみたいな真似、
ぜってぇないから。信じてろよ、俺の事。」
『…でも、どうなっちゃうの…？』
「…ウチの事務所は多分…ノーコメントのまま。
大抵そういう対応なんだよ…今までも、さ。
相手側に傷がつかないように、っつーか…。
甘いと言えば甘いけど、男っぽいよな…。」
『…女性の立場、守ってあげるんだ…。』
「…あ〜あ、Aの事、すぐにHIROさんに
言っとけば良かった…。
それだけ、すっげぇ後悔してる…。
いま、余計に言いづらくなっちゃった…。」
私のおでこに唇を寄せて沈んだ声で言った。
『私は、待てる。…待つのは得意だよ。』
正しい答えだったのか分からないけど、
玲於は眉を下げて優しく微笑んだ。
『…あの、…萌先輩は？』
「…ドラマの現場は最悪。…それで分かって。」
長い溜め息を吐いた玲於をそっと抱き締めた。
『…私にぶつけていいから、
辛いの、我慢しないで。
…撮影あと少しだよね、 頑張って…』
「A…。可愛い事ばっか言っちゃって。
…俺、お前が思ってる以上にお前が好き。
このまま連れ去っちゃいたい、マジで。
ポッケとかに入んないかな…。」
『…いいね、それ。』
キスを繰り返してふたりで笑い合った。
数時間後にはまた大変な日常が待っていても、
今は幸せで満たされていた。
「…ほら、ちょっとだけだけど、寝よ。
目、瞑って…。ちゃんとぎゅっとして。
……おやすみ、A…。」
『おやすみ、玲於…。』
彼がもう傷付かないように、…強く祈った。
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しをちゃ(プロフ) - まぁさんもうドンだけ泣かせますかo(T□T)o目腫れちまいましたょまた待たせて頂きます♪ (2018年1月5日 12時) (
レス) id: 2f52667945 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ(プロフ) - ☆みるく☆さん» 明けましておめでとうございます！自分で書いておいて何ですが、じれったい展開になってしまいました…。でも、まだまだ頑張ります！今年もどうぞよろしくお願いします！ (2018年1月3日 12時) (レス) id: 3f78a71996 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ(プロフ) - あおさん» 明けましておめでとうございます！今年も丁寧にお話にのめり込みたいと思います。どうぞよろしくお願いします！ (2018年1月3日 12時) (レス) id: 3f78a71996 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ(プロフ) - りおさん» こんにちは！好き、と言っていただいて嬉しいです。GENEさんの応援共々、更新これからも頑張りますね！ (2018年1月3日 12時) (レス) id: 3f78a71996 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ(プロフ) - shiori140926さん» コメントありがとうございます！GENEさん達にパワーをもらいながら、更新頑張ります！ (2018年1月3日 12時) (レス) id: 3f78a71996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぁ | 作成日時：2017年12月1日 19時
